第９回　イスラ１２の流れの源わかる時きたぞ
 
『日月神示』には、３０００人の因縁のミタマに関する記載として、「元のキの神の子と、渡
りて来た神の子と、渡りて来る神の子と、３つ揃ってしまわねばならんのぞ」（雨の巻　第４
帖）がある。２０２４年旧暦９月８日頃（１０月１０日）には、３０００人の因縁のミタマが集結するが、「元のキの神の子」とは縄文人の濃い血筋、「渡りて来た神の子」とは出雲族の
シュメール人の濃い血筋、そして、「渡りて来る神の子」とはイスラエルに残留したアメン
ホテプ４世の末裔であり、シュメール人の血筋を引く者である。
 
つまり、「元のキの神の子」と「渡りて来た神の子」とは日本列島在住の日本人であるが、
「渡りて来る神の子」とは日本列島に在住していない外国人であり、“２０２４年旧暦９月８
日までに来日する外国人”である。当初、３０００人の因縁のミタマの集結地は、『日月神
示』の出版書籍で有名な、東京のヒカルランドという出版社が予定されていた。ところが、
些細なことから、２０２３年１０月２５日には、このプランは消滅した。
 
ヒカルランドが、因縁のミタマとは無縁となったため、Satoshi Nakamotoがブロックチェー
ンのインフラを利用して、ウェブサイト上の集合地が新しく定められたが、それでは、これ
から来日してくる「渡りて来る神の子」とは、どのような外国人で、どのように対応すべきで
あろうか？ヤスシとサトシは英語が話せるが、他の日本人の因縁のミタマは英語でのコミ
ュニケーションは不可能である。自動翻訳機を使うという手は残されていたが、、、。
 
しかし、突然、その解決策が見つかった！それは、ヤスシがサトシたちとオンラインミーテ
ィングをしている間、ヤスシが寝室としていた隣の部屋で待機していたリサが体調不良を
訴えたことから始まった。
 
リサ　　　　　あのね、ヤスシ、この部屋へ到着した頃から、ちょっと体の調子がおかしいのよ。
ヤスシ　　　心労が重なったのかもれないな。アメリカ合衆国が敗戦し、ロサンゼルスは廃墟となり、もしかしたらリサの友人も大勢亡くなったかもしれない。少し休むといいよ。
リサ　　　　　そうじゃないのよ、なんていうのかしら。この部屋に入ってから、少し眠かったので、畳の上に仰向けで横になっていたの。そうしたら、部屋中がシーンと静まり返って、漫画に出て来る“静かな森の風景”を示す音が鳴り始めたの。そこから天井のランプを見ていたら、光の粒が出て来て、私の方へ近づいてきているのよ。わたし、目を回したのかしら。気分が悪いわけではないんだけど。
 
リサの異常を聞いたヤスシは、２０１２年末に、自分に起きた怪現象が、即座に頭をよぎっ
た。自分が怪現象を体験した同じ部屋だ。リサが霊的な覚醒を迎えている予感がした。そ
こで、ヤスシはこう切り出した。
 
ヤスシ　　　リサ、突然だけど、頭の中でこうつぶやいてくれないか？「私は因縁のミタマとして聖櫃アークを使って、救世主を呼び出して、世界を救済したい。だけど、私なんか因縁のミタマじゃありませんよね」と。
リサ　　　　　なんだか怪奇現象の最中に、意味深なご提案だけど、いいわよ。
 
そういうと、リサは、「私は因縁のミタマとして聖櫃アークを使って、救世主を呼び出して、
世界を救済したい。だけど、私なんか因縁のミタマじゃありませんよね」との言葉を、小声
でつぶやいた。するとヤスシが予想したとおりに、部屋の天井辺りで「ドン」という破裂音
が１度だけ襲ってきた。
 
リサ　　　　　何かしら、シーンという音が続いていたと思ったら、今度は大きな破裂音がしたわ。ヤスシ、あなたはこの怪奇現象の謎を知っているわね！
ヤスシ　　　おめでとう、リサ。いま、この瞬間に、リサは、３０００人の因縁のミタマに選ばれた。しかも、長年の希望通りに、聖櫃アークによって救世主を降臨させて、世界を破滅から救う役目を負ったんだ。Ｃｏｎｇｒａｔｕｒａｔｉｏｎ！
リサ　　　　　えええええっ、いまのが国常立尊からの神示だったの？
ヤスシ　　　ああ、そうだよ
リサ　　　　　それで、聖櫃アークの儀式で、世界を破滅から救済するお役目を授かったの？
ヤスシ　　　夢が実現しそうだね。リサが来日したのが２０２３年１０月２２日だったから、旧暦９月８日だ。『日月神示』の預言では、「２０２３年旧暦９月８日（１０月２２日）から２０２４年旧暦９月８日（１０月１０日）までに“ニ（次）の世の型の人”が登場する」とされている。その中には、「渡りて来る神の子」という外国人の来日も預言されていた。「渡りて来る神の子」の１番隊はリサだったんだ。
リサ　　　　　ということは、私も「国常立尊の子」ということなの？ＢＣ１３３５年に出エジプトを行ったアメンホテプ４世の子孫たちは、シュメール人とエジプト人の混血民族だったはずで、カナンに到着したアメンホテプ４世の子孫たちは、カナンの原住民やアムル人などとは別に、エジプト第１９王朝に対抗するために、イスラエル１２支族を組織したものの、ＢＣ１２０７年の反乱は鎮圧されてしまった。ＢＣ１２００年に海の民の侵入時、「国常立尊の子」の１０支族は、出雲族となって聖櫃アークと共に日本列島に渡来したけど、「大自在天の子」の２支族は、イスラエルに残留して、最終的にはアングロサクソン人としてスコットランドとアメリカへわたった。私の御先祖様は、「大自在天の子」であると信じて、両親も、祖父母も、スコティッシュライトの大幹部だった。ところが、いま、国常立尊から神示が降りて、因縁のミタマに任命されたということは、私の御先祖様は、日本へ渡来しなかった出雲族であり、「国常立尊の子」ということなの？
ヤスシ　　　「スメラの民とユダヤの民と１つになりなさりて、末代動かん光の世と、影の無い光の世と致すのじゃ」（光の巻　第６帖）とあるように、シュメール人とエジプト人の混血のアメンホテプ４世の子孫で、シュメール人の血筋の濃い「国常立尊の子」の１部は、日本列島へ向かった出雲族だけでなく、イスラエルに残留した「イスラの民」となっていた。「国常立尊の子」である「イスラの民」は、イスラエルでは、同じアメンホテプ４世の末裔である「大自在天の子」と行動を共にしていたから、「イスラエル１２支族の残留した２支族」として、「大自在天の子」と区別がつかなくなっていた。ところが、リサの一族のように、アメンホテプ４世の末裔であり、「大自在天の子」としてスコットランドとアメリカへ移住した中には、密かに「国常立尊の子」が同伴して紛れ込んでいたという事さ。　『日月神示』には、「イスラの１２の流れの源わかる時きたぞ」（雨の巻）と預言されていたが、いま、その瞬間を迎えたということだ。
リサ　　　　　なるほど、私は、アメリカ人であり、キリスト教徒。異端のグノーシス派なんて呼ばれるけどね。イスラエル人でも、ユダヤ人でもない私が、シュメール人の濃い血筋を受け継いだ「国常立尊の子」だからこそ、聖櫃アークによって救世主を呼び出す役目を負ったのね。「イスラエル１２支族」とは、失われた１０支族（国常立尊の子・出雲族）と残留した２支族（国常立尊の子と大自在天の子）のことを示していて、残留した２支族がアメリカに渡ったといういうことなのね。そういう意味では、日ユ同祖論とは、とんでもない出鱈目物語ね。
ヤスシ　　　２０２４年９月１１日にイスラエルは滅亡したから、日ユ同祖論を真に受けた多くのイスラエル難民が、陸路で日本列島を目指しているとニュースで流された。かれらは３０００人の因縁のミタマではない。「渡りてくる子」は、リサと同様に、すでに日本列島に滞在していて、“帰国難民”となってている外国人観光客の中に紛れているようだ。いずれにせよ、３０００人の因縁のミタマの構成が見えてきた。「元のキの神の子」と「渡りて来た神の子」の日本人と「渡りて来る神の子」の外国人とに大きく分かれて、日本人部隊は、国常立尊らに体を貸して降臨させる５９人の役員らを中心に、天皇陛下を守り、地の岩戸を開き、ロシア連合と戦う。一方で、外国人部隊は、リサを筆頭として、聖櫃アークの儀式によって救世主である神人軍団を降臨させる。これであれば、外国人部隊は、日本語で書かれた『日月神示』を“肚に入れる”ほど読み込む必要はない。最悪の場合、俺からリサへ内容を説明して、同時通訳してもらえばよい。
リサ　　　　では、私たち外国人部隊は、３人の次の７人部隊の何処へ所属すればいいかしら？
ヤスシ　　　俺の直属のタクミ君の部隊へ所属してくれ。
リサ　　　　　了解しました！隊長殿。
 
すぐにヤスシは、サトシにオンラインミーティングを開催してもらい、新しく因縁のミタマに加ったリサを紹介した。この時点から、リサは、アメリカ合衆国のエージェントから、国常立尊の指示で活動することとなった。
 
ヤスシ　　　　『日月神示』によれば、３０００人の因縁のミタマの役目とは、地の岩戸を開いて、国常立尊ら５９柱の降臨を手伝うこと、聖櫃アークにより救世主神人を降臨を実現すること、そして、天皇陛下にニギハヤヒの降臨をサポートすることの３つにある。そのためには、天皇陛下を京都へおつれして、京都で護衛しながら、ロシア軍や八咫烏らと戦う必要が生じる。そこで、７大隊長の役割分担を行います。大山さんの３番隊と児玉さんの４番隊と乃木さんの５番隊は、地の岩戸開き計画を担当、東郷さんの１番隊と秋山さんの２番隊と村田さんの６番隊は天皇陛下へのニギハヤヒ降臨計画の担当、タクミ君の７番隊はリサを副隊長として聖櫃アークによる神人降臨計画の担当とします。
サトシ　　　　タクミさんの７番隊に、リサさんたちの外国人部隊が編成されるわけですね。
ヤスシ　　　その前に、２０２４年１０月１０日にロシア軍と北朝鮮軍の第1次日本侵攻が始まりますが、ロシア軍のパラシュート部隊の奇襲により、霞が関周辺の日本人、数十万人が捕虜になり、収容所に入れられます。そこで、ロシア軍は、拷問や自白剤を使用して、天皇陛下から聖櫃アークの保管場所を聞き出すつもりでしょうし、用が済んだら最重要人物を殺害するはずです。『日月神示』にも、「天皇陛下を京都に避難させよ」（下つ巻　第１６帖）とあります。
大山　　　　たしかに霞が関への奇襲があれば、天皇陛下が狙われる。こいは大山の３番隊と児玉君の４番隊と乃木君の５番隊が担当し申す。在日米軍の１部を護衛につけるよう、リサさんからエマニュエル大使経由で、横田米軍基地と横須賀米軍基地へ出動性をおねがいします。あくまでも極秘でお願いしもんす。
 
天皇陛下の京都移転作戦は決行されたのは、大型台風が迫る、２０２４年１０月９日の午
後６時の帰宅ラッシュの時間帯であった。アメリカは敗退したものの、アメリカ大使館や在
日米軍の意向には、日本政府は服従した状態であり、岸田総理だけに知らされた極秘任
務が決行された。
 
大山　　　　我らは、国常立尊からの命令により、陛下と雅子様と愛子様を安全な京都へお連れするお役目ば請け負いました。２０２４年１０月１０日、ロシア軍と北朝鮮が霞が関へ侵攻してくるとの『日月神示』の預言に沿って、陛下らを安全な京都へお連れすることが役目ですたい。
陛下　　　　実は、国常立尊からの神示は、わたくしのところへも届いております。因縁のミタマが迎えに来るから、指示に従うようにとのお話です。
乃木　　　　陛下、私は明治天皇にお仕えした乃木希典の生まれ変わりです。今世も天皇陛下にお仕え出来て光栄です。
児玉　　　　それでは、陛下、先を急ぎましょう。
 
こうして因縁のミタマの３～５番隊と在日米軍の極秘作戦により、２０２４年１０月９日の夜
半、天皇陛下、雅子様、愛子様の３人は、闇に紛れて、横田基地のヘリコプターで横須賀
基地へ移動し、横須賀基地から原子力潜水艦で和歌山まで移動し、そこから先は陸路に
て、翌日の１０月１０日午前７時までには、文化庁が建設していた建物へ移動が完了し
た。とりあえず、大山、児玉、乃木らの活躍により、因縁のミタマの最初のお役目は成功
に終わった。
 
大山　　　　陛下、長旅、お疲れ様でごわんした。こいで、ロシア軍と北朝鮮軍の霞が関への奇襲攻撃には手を打ちました。だども、日本列島には、ロシア、中国、北朝鮮のスパイが大勢潜伏しておりもうす。陛下が京都の文化庁ビルへ移動されたことは、我々因縁のミタマと、在日米軍しか知りまはんが、くれぐれもご用心くだされ。
陛下　　　　国常立尊からも、ロシア軍のスパイと八咫烏等には警戒するよう警告されております。これからも作戦成就のため、ご尽力を期待しております。
 
 
 
 

 
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