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吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める

吉富有治(ジャーナリスト)

吉富有治

テレビの低レベル化を嘆く ただし、その責任の大半は視聴者にあり

ウェブで読む(推奨):https://foomii.com/00225/2021081808000083666 //////////////////////////////////////////////////////////////// 吉富有治の魔境探訪 - 政治という摩訶不思議を大阪から眺める https://foomii.com/00225 ////////////////////////////////////////////////////////////////  このメルマガではメディアの凋落ぶりを何度が書いたが、今回はテレビの劣化は視聴者の劣化と等価の関係にあることを指摘しておきたい。テレビがダメになったから視聴者の感性や批判精神もダメになったのではなく、むしろ両者は同じ歩調で進んでいるのではないかとさえ思う。その国の政治はその国の民度の現れという言葉があるが、テレビと視聴者の関係も同じだろうと考える。  まず、個人的な話で恐縮だが、私はあまりテレビを観ない。オリンピックの開会式や閉会式はおろか競技もほとんど観なかった。高速道路のサービスエリアで食事をしたとき、フードエリアに備え付けのテレビに映っていた卓球をたまたま観た程度である。定期的に観るのはニュースと天気予報、NHKの朝ドラくらいで、民放のワイドショーなどは観ない。くだらないからだ。  以前、自分がコメンテーターとして出演していた朝日放送『ムーブ!』では新聞に先駆けてスクープを抜いたり、また自治体、特に大阪府・市への厳しい視線があったりと、そこにはジャーナリズムに欠かせない批判精神が存在した。だが、今のワイドショーにその精神があるとは到底思えない。だから時間のムダなので観ないだけである。ただし、一部のドラマは観ていた。例えば倉本聰が脚本を書いたテレビ朝日『やすらぎの刻』だ。
… … …(記事全文5,848文字)
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