… … …(記事全文1,956文字)
大分前のことになるが、「晩御飯はまだか」と言われた妻が、夫を刺したという事件が発生した。
詳しい状況がわからないものかと続報を待っていたが、残念ながら未だに出てきていない。
事件が発生したのは令和6年5月14日午後10時頃。
大阪市港区の3階建て住居で、職業不詳の岡田パメラさん(64歳)が二階の台所にいたところ、三階で寝っ転がっていた夫(76歳)から「晩御飯はまだか」と声をかけられた。
彼女はとっさに包丁を持ち、階段を上り、「死ね、死ね」と言いながら寝ていた夫の腹を刺した。
そしてすぐに119番通報をし、駆け付けた警察官により「殺人未遂」で現行犯逮捕されたが、夫は運ばれた病院で死亡。
容疑は「殺人未遂」から「殺人」に切り替えられた。
2人は数日前からケンカをしていたという。
この事件が報じられると、そのニュースのYouTube動画のコメント欄、ヤフーコメントなどでは、ほぼ次のような意見が大半を占めた(私もほとんど同じ感想を抱いた)。
・妻を家政婦扱いし、感謝の言葉さえかけない夫に何十年も我慢を重ねてきたが、数日前からのケンカの最中にこんな言葉をかけられ、ついに限界に達したのだろう。
・私なら心の中で何度も夫を刺したことがある。
・離婚できればいいが、年金額の少なさなど、経済的な問題からそうもいかないのだろう。
さらに介護施設で働いている人からはこの世代、つまり現在70 ~80代である、団塊の世代の難しさが挙げられている。
購読するとすべてのコメントが読み放題!
購読申込はこちら
購読中の方は、こちらからログイン