□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年1月10日第26号 ■ ============================================================== 日韓合意は米国が日本に圧力をかけて実現させた動かぬ証拠 ============================================================== 1月7日の朝鮮日報オンライン(CHOSUN ONLINE)が報じていたことをネット上で流れる情報で知った。(http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/01/07/2016010700643.html) 米国家安全保障会議(NSC)のベン・ローズ安保副補佐官が去る2日、ハワイでのメディア会見で、オバマ大統領の水面下での役割を詳細に説明したと。 ローズ副補佐官は、「オバマ大統領はこれまで一貫して元慰安婦と韓国国民の正当な不満を解決する措置を取るよう、日本を督励してきた。特に、日本が『歴史の遺産』という点をよく胸に刻み、積極的な解決方法を出すよう促した」と述べたというのだ。 ワシントンの外交筋が朝鮮日報のワシントン特派員に伝えたらしい。 朝鮮日報オンラインは韓国最大の発行部数を誇る朝鮮日報の日本語ニュースサイトだ。 いい加減な事を書けるはずがない。 もしベン・ローズNSC副補佐官の語った事が事実なら極めて重大な意味を持つ。 今度の日韓合意の裏には米国の意向が強く働いていただろうことはいまや皆が内心そう思っている。 その事がこの発言で裏付けられたのだ。その意味は大きい。 しかしもっと重要な事は、韓国よりも日本の方に圧力をかけたと言っていることだ。 つまり安倍首相の歴史認識に圧力をかけたと言っている。 これは極めて重要な発言である。 これほどの重要な発言をなぜ日本のメディアは伝えようとしなかったのか。 オバマ大統領のハワイ休暇に同行したベン・ローズ副補佐官が不用意に口を滑らせたのなら、なおさら見逃せない重大発言だ。 いまからでも遅くない。 大手メディアはオバマ政権やベン・ローズ副補佐官に取材して、発言の真偽を確かめ、日本国民に教えるべきだ。 それをしないようなら、大手メディアは安倍政権に都合の悪い事は報道自粛していること間違いない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)