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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「法の支配」の実現こそ安倍政権を倒す最善の方策である
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年7月21日第805号 ■   ==============================================================    「法の支配」の実現こそ安倍政権を倒す最善の方策である  ==============================================================  ここまで安倍政権の暴政が極まっているというのに一強多弱の政治状況では誰も安倍政権を倒せない。  どうすればいいのか。  それを私も考えている一人だが、最善で、効果的で、そして我々国民でもできる事、それは訴訟による「法の支配」の実現ではないかと思う。  「法の支配」は安倍首相が好んで使う言葉だ。  「法の支配」がなされていない中国に対し、日本は「法の支配」を尊重する国だと、繰り返し言っている。  その安倍首相の言葉を逆手にとって、「法の支配」を実現することによって安倍政権の間違った政策を止めさせるのである。  たとえばきのう7月20日の朝日がスクープ報道した中部電力による政界への裏金献金問題だ。  それが「法の支配」の実現によって正しく処罰されれば、原発再稼働などは一瞬にして不可能になる。  私が砂川判決の再審請求訴訟を応援するのも、まさしく「法の支配」の実現によって日米安保体制を終わらせるためである。  「法の支配」の実現によって安倍政権の暴政にストップをかける、という動きで、私が注目しているのが三重県松坂市長である山中光茂氏(38)が起こした「集団的自衛権行使容認の閣議決定は憲法違反である」とする訴訟の動きである。  すなわち山中松坂市長は市民団体「ピースウィング」を設立し、その団体が母体となって全国の地方議員らと国家賠償訴訟を行うという。  これを報じる7月19日の日刊ゲンダイの記事における山中市長の語る次の言葉が頼もしい。  「抗議活動では安倍政権を容易に壊せないため、司法の力を最大限に使おうと決めました・・・集団的自衛権容認の閣議決定が違憲であり、国民の『平和的生存権』が害される事を訴えていく方針です。きのう(7月17日)までに全国から1万件を超える激励のメールや電話、ファックスをいただいています。8月1日に松坂市内の商工会議所で第一回の市民集会を開き、運動を広げていきます・・・」  実は私はこの山中市長とは、いまから2年ほど前、インターネット政党を作ろうとして動き回っていた時、賛同を求めて面談した事がある。  小学校三年、四年の二年間、私は松阪市に住んで第一小学校に通った縁もある。  残念ながら、その時はインターネット政党に参加してもらえなかったが、既成政党はどれもだめだと言う思いは同じであることを共有した。  いままさに彼は安倍政権の改憲に反対して全国的な新たな政治の動きを始めようとしているのだ。  期待して応援したい。本物の動きになってもらいたいと思っている。  近いうちに連絡を取ってみようと思っている。  ちなみに私は菅原文太夫人に電話して週刊実話の記事の事を確認したが、その時はその記事を読んでいないという事であったが、その記事の内容を伝えたところずいぶんいい加減な事が書いてあるということだった。  菅原夫妻の今後の行動については明確な答えはなかった(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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