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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年9月8日


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　人類の祖先と考えられているラミダス猿人は、約600万年前にアフリカ大陸に現われた。その後、人類が地球上に広く進出するようになったのは、20万年ほど前です。
　現代人の遺伝子を調べれば、過去に人類が拡散した様子が、ある程度は復元できます。分子人類学が明らかにする、海に隔てられた“日本列島人”の起源を探ります。

　顔かたちが似ているというのは、どういうことでしょうか？
　遺伝子の働きが関与していることは昔から予想されていました。

　しかしメンデルの遺伝法則が発見されてすでに100年以上が経ちまして、DNAの二重らせん構造が発見されてからでも50年以上が経過しています。

　2003年、DNA情報を全部明らかにする「ヒトゲノム計画」の第1段階が終了した受精卵から人間の一生が始まりますが、DNAは卵と精子のどちらにもあります。

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…（記事全文2,309文字）