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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年5月19日


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　昨日の続きです。

5カメラの目を持つ
　自分が思っている自分と、まわりが見ている自分は違います。「カメラの目」が必要なんです。どちらが正しいか正しくないかではありません。「自分の目」以外の客観的な評価を知っておかないと何をどう直せばいいのかがわからないからです。
　「まずまずの成果だな」とホッとしても、社外取締役である外国人たちは容赦なかったのです。「この方法では利益率2桁は達成できない。製品単価を上げるべきだ」と怒鳴られたのは3M前CEOでした。3Mの営業利益率は20％です。日立は10兆円の売上高で5.5％の営業利益率でした。

6提案する
　GEの営業利益率は15％。日立は5.5％。05年にはイギリスの鉄道車両を受注します。12年13年には車両保守業務も請け負いました。これで数十年間の安定収入が約束されるのです。
　車輌を納入するだけでなく、付随するプログラムも提案するのです。たとえば、「事故が起きた時、バスでバックアップするのがいいですよ。コンピュータを使えば迅速に振り替え輸送ができますよ」という具合です。

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…（記事全文1,869文字）