━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2015年5月18日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2015051800000026386 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-27054.epub ─────────────────────────────────── つい先日まで「私の履歴書」に登場していた方ですね。角川からさっさと本になりました。これは勉強になりますよ。普通のビジネスパースンがどんな仕事をすればいいのか、どんな姿勢で生きるべきか、わかりやすく書かれています。 ラストマンというのは「最後に責任を取ろうとする意識のある人」のことです。 7000億円を超える赤字を抱えた日立。再建を依頼され、5年間で過去最高益を出すところまで復活します。会社を再建させる方法ではなく、一人ひとりが「ラストマン」として働いていく先に良い結果が待っている可能性が高い、と静かに述べる姿に共感する人は多いと思いますね。 特別な方法論なんてないんです。当たり前のことを意識して実行し続けている人が多くなれば、会社の業績も日本の経済状況も、もっと前進するんです。”お仲間”をつくっていても意味がない。たくさんの人と”話し合い”だけを続けても変化は起こらない。外部環境に責任を押しつけても仕方ない。結局、自分がやるしかない、と覚悟することがなによりも大切なんです。 「ラストマンになれ」という言葉を聞いたのは30代の頃でした。設計課長に昇進した頃です。工場長の綿森力さんが工場執務室の窓の前でこう言いました。 「この工場が沈むときが来たら、君たちは先に船を降りろ。それを見届けてから、オレはこの窓を蹴破って飛び降りる。それがラストマンだ」… … …(記事全文3,778文字)
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)