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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年2月2日


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　いま空海の本をプロデュースしてましてね。かなりいい本になると思います。というよりも、世の中に出たとき、「あっ、やられた！」と業界があっと驚く作り方、見せ方になってるはずです。まあ、詳しくは出てからね。ご期待ください。

　遍路というのは、四国にある88の「礼所」と呼ばれる仏教寺院を廻る巡礼と巡礼者のことです。
　遍路道は空海が開設した、ということになってます。そのほうが励みになりますからね。

　90年代後半、「四国遍路」ブームがありました。揺れてる時代ですよね。バブル経済が崩壊し、長銀が倒れ、北拓が倒れ、証券会社がばたばた倒れ。。。という時代です。

　破綻、倒産、リストラの嵐が吹き荒れていました。となれば、人は不安に落ち込みます。どこかに依存心が生まれます。
　そういうとき、寄らば大樹の陰。おっきなもの、不動のもの、揺るがない存在によりかかりたくなるものです。

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…（記事全文2,594文字）