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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年1月30日


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　政治家への請願を職業とするロビイストたちが献金やその斡旋を通じて大きな影響力を保持しているのがアメリカの政財界です。

　日本でも、かつては農協とか医師会、電事連という圧力団体がありました。というか、いまでもあります。しかし、アメリカの圧力団体はホントに見え見えの圧力をかけます。

　政治家の公約なんてあてにはなりません。スポンサーの意を受けたロビイストたちが破壊してしまいますからね。ですから、政治家に求められるのは説得術、プレゼン能力、表現力なんですね。黒を白と論理的に言わなくちゃならない。

　日本人が論理的ではない、と揶揄されますが、こういう二枚舌を使わず、正直に生きてきましたから、論理力なんて必要なかったんです。「至誠天に通ず」がいまでも通用する民族など日本人くらいのもんですよ。

　おかげで、アメリカは増大する選挙資金。地元への利益誘導。カネの絡む現実が政治にはあります。

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…（記事全文2,730文字）