━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/XX/XX 野田政権消費増税案が挫折する根本理由 第207号 ──────────────────────────────────── 4月21日夕刻に東京池袋の豊島公会堂で開催された 「シロアリ退治なき消費増税粉砕講演会」 に、小沢一郎民主党元代表が誠にありがたいメッセージを送ってくださった。 誠におこがましいとは存じるが、誠にありがたいメッセージをいただいたの で、以下にその全文を紹介させていただく。 メッセージ 本日、植草一秀先生の「消費増税亡国論」刊行記念講演会が開催されますこ とを、心からお慶び申し上げます。 植草先生には、日頃から何かと温かいお気遣いを賜り、厚く御礼を申し上げ ます。 さて、本日の講演のテーマであります「消費増税」につきましては、現在民 主党において、当初我々が掲げたマニフェストの内容と全く逆の方向に、性急 に議論が進んでしまっておりますことを、誠に残念に思います。 いまの日本経済の状況で、政治がやるべきこともやらず、ひたすら消費増税 のみを目的化し、突き進んでいくことは、この国にとって、必ずしも良い結果 には繋がらず、危険な状況すらもたらしかねません。 そのような意味におきまして、本日の講演会は大変意義深いものであり、大 きな成果をおさめられることを期待致します。 私自身、国政の末端に身を置くものとして、引き続き同志と協力して、この 問題に全力で取り組んで参ります。… … …(記事全文6,223文字)
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植草一秀(政治経済学者)