小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

2017年の銀需給を読み解く、鉱山生産と投資需要に大きな変動あり

小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

発行者:小菅努(商品アナリスト) 価格:1,944円/月(税込)

 

2018/04/13 15:35 配信の記事

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           小菅努のコモディティ分析
       ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~

  2018年04月13日(金)発行
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※4月11日発行のレポートタイトル「2014年の米軍シリア攻撃経験から考える今後の原油相場シナリオ」は、「2017年の米軍シリア攻撃経験から考える今後の原油相場シナリオ」の誤りでした。お詫びして訂正致します。

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 2017年の銀需給を読み解く、鉱山生産と投資需要に大きな変動あり
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<5年連続の供給不足>
銀の業界団体であるThe Silver Instituteは4月12日、「World Silver Survey 2018」を発表した。2017年のCOMEX金先物相場は、年初の1オンス=15.970ドルに対して年末には17.145ドルまで上昇したが、前年比では下値が切り上がる一方で上値が切り下がり、やや方向性に乏しい1年間になった。年間平均のスポット価格は、2016年の17.14ドルに対して17.05ドルであり、若干の値下りになっている。


こうした銀相場環境の背景にあった国際銀需給環境であるが、年間を通じて現物需給は2,620万オンスの供給不足であり、5年連続で供給環境は需要に対応できなかったことが報告されている。供給不足化の決め手になったのは供給サイドの方であり、総供給は前年比1,780万オンス(1.8%)減の9億9,160万オンスとなっている。総供給の落ち込みは2年連続であり、10億オンス割れは4年ぶりのことになる。総需要も前年比2,430万オンス(2.3%)減の10億1,760万オンスと決して良好ではなく、こちらも2年連続の減少になっている。5年ぶりの低水需要環境である。ただ、それでも供給サイドは需要に対応できる規模を確保できず、供給不足状態が続いたのが2017年の銀需給の大枠になる。
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…(記事全文4,502文字)

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プロフィール

小菅努

商品アナリスト
小菅努

1976年千葉県生まれ。筑波大学卒。商品先物取引会社の営業本部を経て、同時テロ事件直後のニューヨーク事務所にてコモディティ・金融市場の分析を学ぶ。帰国後は調査部門責任者を経て、2016年にマーケットエッジ株式会社代表に就任。商品アナリスト。

貴金属、非鉄金属、原油、天然ゴム、穀物、砂糖、コーヒーなどのコモディティ市場全般をカバー。マクロ的な視点に基づく需給分析を得意とする。Yahoo!ニュース「コモディティアナリストの視点」、Twitter(@kosuge_tsutomu)での情報提供も行っている。

商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物)