□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2017年09月26日(火)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。イラクのクルド人独立問題が原油価格を刺激しています。この問題については過去に何度か取り上げていますが、現在の原油相場における位置づけと最新状況を報告します。 =================================== クルド人独立問題が原油価格を刺激する理由 =================================== <クルド問題で原油高> クルド人の独立問題が、原油相場に新たな不確実性をもたらしている。イラクのクルド自治政府が独立を目指す動きを活発化する中、この問題を起点に中東情勢が不安定化し、原油供給に新たな混乱がもたらされるリスクが警戒されている訳だ。 イラク北部のクルド自治政府は9月25日、イラクからの独立の賛成の是非を問う住民投票を実施した。この住民投票は今年6月に決定されていたことだが、現地メディアの出口調査などによると、賛成票が9割を超す勢いになっている。… … …(記事全文3,977文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)