□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2011年2月14日(月)発行 Vol.022 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ☆☆☆読者の皆様へ☆☆☆ ご購読ありがとうございます。エジプト情勢が一応の沈静化に向かう中、一般 メディア報道でも食品インフレに関する記事を見掛けることが多くなってきま した。末端消費者レベルでの価格上昇圧力は依然として限定されていますが、 今後は徐々に価格転嫁の動きが本格化することが予測されます。9日には米農務 省(USDA)から最新の需給見通しの発表がありましたが、どのような内容にな ったのでしょうか。一方、8日夜には中国の利上げという大きなニュースも飛び 込んできました。結果的には、コモディティ市場に対する影響は限定されまし たが、ユーロや英国など先進国でも金融引き締めの必要性が議論され始めてお り、金融環境にも注意が必要な情勢になっています。では、コモディティ・マ ーケットの現状を確認した上で、短期展望を検証してみましょう。… … …(記事全文7,766文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)