■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで> ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.646 <646号:日銀のインフレ・ターゲットは、本気か?> 2013年4月4日:日銀のマネー増発 ePUB版:http://foomii.com/00023-15464.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。3月中頃から4月になって、昨年11月以来40%も上がっていた株価(日経平均)に、下落の兆しが見えます。 13年4月3日は1万2000円付近です。3月中旬までの傾向線だった4月には1万3000円とは、明らかな、違いです。 ▼危なくなった株価 ●昨年(2012年)の3月相場のように、「4月からはヘッジ・ファンドの売り超で下げる感じ」と言ってきましたが、その通りに向かっている懸念があります。 昨年の3月の相場(日経平均1万円付近)は、日銀が「1%のインフレ目標」を言ったあとでした。今回の3月までのアベノミクス相場(日経平均1万2000円超え)は、「円安と2%のインフレ目標」を言ってからでした。 両方とも、日本の株価を上げたのは、売買額の60%以上を占めるオフ・ショアからのガイジン買いです。売買シェアで20%くらい国内の個人は、上がる過程では売りますが、上がったあとに買い超に転じるため、その後の下げで、結局は損をしています。金融機関や事業法人は、かつての持ち合い株を売る一方です。 アベノミクスへの「期待」に、先駆けて便乗した、ヘッジ・ファンドは、 ・$1=80円以下と明らかに過剰評価だった円を売って、 ・一方では日本株を買っています。 これが、昨年の11月半ばから、3ヶ月半も続いていたのです。 円は、$1=80円付近(12年11月)から、97円くらいまで下げて(13年3月半ば)、4月3日は93~94円です。80円に対し、19%くらいの下落です。最近の相場では、「円安→株高」の連動があります。円の動きが、株価に先行します。… … …(記事全文11,436文字)
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吉田繁治 (経営コンサルタント )