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吉田繁治 (経営コンサルタント )

吉田繁治

ビジネス知識源プレミアム:日銀は2年間で140兆円のマネーを増発する

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□   <1ヶ月にビジネス書5冊を超える知識価値をe-Mailで>   ビジネス知識源プレミアム(週刊:630円/月):Vol.647 <647号:日銀は、2年間で140兆円のマネーを増発する> 2013年4月11日:日銀のマネー増発 ePUB版:http://foomii.com/00023-15604.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ホームページと無料版申し込み http://www.cool-knowledge.com 有料版の申込み/購読管理 https://foomii.com/mypage/ 著者へのメール    yoshida@cool-knowledge.com 著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ おはようございます。先週は<日銀のインフレ・ターゲットは、本気か>というテーマで書きました。昨年の、日銀のインフレ・ターゲットが、結果として嘘だったからです。 【昨年2月のインフレ・ターゲット1%】 1年前、2012年の2月に、日銀がインレターゲット1%を言い、「あの日銀が」と市場を驚かせたあと、そのためのマネー増発は1年に22兆円(毎月 +2兆円)レベルでした。 ところが、その間、消費者物価(CPI)は、+0.3%(12年2月)から-0.7%(13年2月)と、逆に下落しています。昨年のインフレ・ターゲットの宣言とマネー政策は、物価上昇と景気上昇には、13年3月までの1年間、何らの実効も生まないものでした。 日銀のインフレ・ターゲット宣言は本気ではなく、政治(当時は民主党:特に前原氏)からの要請に、お茶を濁したものに過ぎなかったと言えます。本気なら、経済の見方に誤りがあった。 (注)景気の上昇とは、GDP、言い換えれば、国内の商品生産の増加を言います。企業で言えば、売上が増えることです。個人では所得が増えることです。 【マネタリー・ベースの増加額】 日銀のマネー増発とは、直接には、日銀に銀行が預ける当座預金を増やすことです。 銀行から国債を買って、その代金を、日銀当座預金に振りこむ。これが、「ベース・マネー(またはマネタリー・ベース)」の増加です。2012年2月以降、日銀は現金を3兆円増やして83兆円に、日銀当座預金を17兆円増やして44兆円にしていました(2013年3勝月20日:日銀 営業毎旬報告)。 日銀が、国債を売買した結果として、直接に調節できるマネタリー・ベースが増えても、それは、銀行が日銀の口座にもつ流動性預金(マネー)が増えるだけです。金融機関のマネーが増えた結果は、金利が下がるだけです。 日銀のマネー増発策によって、銀行の日銀への預託口座に増えたマネーが、
… … …(記事全文9,984文字)
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