□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■　天木直人のメールマガジン２０１５年２月６日第１１１号
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　　９条改憲を口にした安倍首相と平和を願う国民との戦いが始まる

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　ついに安倍首相が９条改憲を口にした。

　しかも来年夏の参院選の後から始めるという明確な期限つきで。

　しかも改憲の糸口をつけるところから始めるという姑息な手法で。

　おそらく衆参同時選挙になるに違いない。

　国会を改憲勢力で埋め尽くし、メディアを自由にあやつって、一気に改憲ムードに国民をおいやるつもりだ。

　いまのような国際情勢の中では憲法９条は一字一句変えてはいけないとする私には、決して許されないことだ。

　イスラム国に宣戦布告した安倍首相が、その手で憲法９条を否定する。

　絵に描いたような最悪の事態だ。

　これだけは許すわけにはいかない。

　しかし、いまのままの政治状況が続けば防ぎようがないだろう。

　いまのような大手メディアの安倍政権に対する従属ぶりが続くなら、国民は覚醒しないだろう。

　しかし、そのような絶望的な中でも、望みはある。

　憲法９条は偉大だ。

　憲法９条を変えようとする者たちは必ず失敗し、憲法９条を守ろうとする者たちは必ず憲法９条に守られる。

　正しいことほど強いものはないのである。

　かくして安倍首相と平和を願う国民との最後の戦いが始まる。

　テロとの戦いに反対し、いまや最強の憲法９条護憲論者になった私は、その戦いを起こす。

　まったく新しい政治の動きを、きょうからつくりはじめる。

　それは新党憲法９条結党に向けての動きだ。

　外務省を解雇された私の総決算だ。

　もちろん勝機はある。

　その可能性見えた時、読者にお知らせする。

　いまから１年半が勝負である。

　安倍首相の間違った政治が、消えかかった私の心を強くし、私にチャンスを与えてくれたのだ。感謝すべきかもしれない（了）


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