Foomii(フーミー)

天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

 ソウル幸福村―これは韓国版「もう一つの日本」づくりではないのか 
無料記事

□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月12日第636号 ■     =============================================================  ソウル幸福村―これは韓国版「もう一つの日本」づくりではないのか       =============================================================  9月11日の東京新聞に注目すべき記事を見つけた。  読者の中で韓国の事情に詳しい方がおられたら関連情報を教えていただ きたい。他の読者と共有したいと思う。  その記事の概略はこうだ。  すなわちソウル中心部の麻浦区に「ソンミサン・マウル」という起業型 のコミュニティーがあるという。  「やりたいことが実現する町」、「幸福な村」などと呼ばれているという。  1994年、この地域に引っ越してきた若い共働きの夫婦25世帯が、 一般の幼稚園や保育園の画一的教育に満足できず、「自分たちで保育園を つくろう」と庭付きの建物を共同購入。  子供たちの成長に合わせ、受験の枠にとらわれない教育を目指す代案学校 (フリースクール)を開校。さらに地域FM放送局、カフェ、市民劇場、生協、 有機野菜を使った惣菜店などを次々に設立した。  現在、事業、活動体は約80まで増え、多くの住民の手で運営され、経営 的にも軌道に乗りつつあるという。  この活気にあこがれ、他の地域から転入してきたり、会社をやめてソンサ ミンで起業する住民も現れた。  まちづくりのモデルとして、メディアばかりか専門家の研究論文にも取り 上げられた。  米国や日本の自治体などからの視察も相次いでいるという。  最近、この地域を総合的に紹介する日本語のブックレットが発売された。 出版元で、日韓の交流を支援する活動を行なっているNPO法人「日本希望 製作所」の桔川純子事務局長はこう語っている。  「ここで営まれているまちづくりは生活の上で直面してきた問題に住民が 試行錯誤で見つけたもの。日本では東日本大震災で、かつてないほど人々の つながりが求められ、社会のあり方が問い直されている。ソンミサンの試み はわれわれへのメッセージの一つになるのでは」と。  これは私のいう「もう一つの日本」づくりに共通する考えだ。  私の主張はそのようなコミュニティーづくりに政府が独占してきた予算と 権限(法体系)の一部を使うということである。  政府が国民生活を救う事が出来ない以上、政府や政治家、官僚は不要だ。  それを一気にボイコットできないまでも、その数を大幅に減らし、彼ら が独占している立法権と予算権を、お願いして乞うのではなく、当然の権利 として要求することだ。  文字通り、究極の事業仕分けである。  原発事故被害者が声を上げれば誰も反対できない。今が絶好のチャンスだ。  これを放射線被曝から子供を救う疎開村づくりに結びつけられないか ということである。  原発被害という人災の禍転じて福としなければならない。                                 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今月発行済みのマガジン

ここ半年のバックナンバー

2026年のバックナンバー

2025年のバックナンバー

2024年のバックナンバー

2023年のバックナンバー

2022年のバックナンバー

2021年のバックナンバー

2020年のバックナンバー

2019年のバックナンバー

2018年のバックナンバー

2017年のバックナンバー

2016年のバックナンバー

2015年のバックナンバー

2014年のバックナンバー

2013年のバックナンバー

2012年のバックナンバー

2011年のバックナンバー

2010年のバックナンバー

2009年のバックナンバー

このマガジンを読んでいる人はこんな本をチェックしています

月途中からのご利用について

月途中からサービス利用を開始された場合も、その月に配信されたウェブマガジンのすべての記事を読むことができます。2026年6月19日に利用を開始した場合、2026年6月1日~19日に配信されたウェブマガジンが届きます。

利用開始月(今月/来月)について

利用開始月を選択することができます。「今月」を選択した場合、月の途中でもすぐに利用を開始することができます。「来月」を選択した場合、2026年7月1日から利用を開始することができます。

お支払方法

クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払いをご利用いただけます。

クレジットカードでの購読の場合、次のカードブランドが利用できます。

VISA Master JCB AMEX

キャリア決済での購読の場合、次のサービスが利用できます。

docomo au softbank

銀行振込での購読の場合、振込先(弊社口座)は以下の銀行になります。

ゆうちょ銀行 楽天銀行

解約について

クレジットカード決済によるご利用の場合、解約申請をされるまで、継続してサービスをご利用いただくことができます。ご利用は月単位となり、解約申請をした月の末日にて解約となります。解約申請は、マイページからお申し込みください。

銀行振込、コンビニ決済等の前払いによるご利用の場合、お申し込みいただいた利用期間の最終日をもって解約となります。利用期間を延長することにより、継続してサービスを利用することができます。

購読する