□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年7月26日第538号 ■ ============================================================== 菅騒動で私が失ったものと得たもの ============================================================= 菅騒動もやがては終わる。そうでなければならない。 日本のためにも、日本の政治のためにも歯車を一つ先に回さなく てはならない。 今回の菅騒動をめぐる様々な動きの中で私は何人かの心の友を失 った。 たとえばその一つが菅首相の支持者たちが北朝鮮支援者であった という事実だ。 菅首相が政治資金を与えてまで選挙支援をしていた者が北朝鮮拉致 容疑者だったり、支援政治団体の代表が田英夫氏の女婿であった事を 私は報道で知る事になった。宇都宮徳馬が北朝鮮支援者だったことも 知った。 知りたくなかった事実だ。 田英夫氏と宇都宮徳馬氏は私がもっとも私淑する平和外交提唱者だ。 しかし私は北朝鮮の拉致を許すことは出来ない。その北朝鮮を支持 する人たちには失望せざるを得ない。 きょう7月26日の東京新聞「本音のコラム」で鎌田慧氏が菅首相 支持の立場を表明していた。 私がこのメルマガでも言及した朝日の若宮主筆の論評を引用し、菅 首相をゲリラ呼ばわりする若宮論評を批判して菅首相を応援している。 菅首相がここまで悪く言われるのは彼が脱原発を進めようとしている からだ、菅首相以外に誰が原発を進められるのか、菅首相にはあくまで も首相にこだわって脱原発、自然エネルギーへの転換を進めてもらい たい、と。 蒲田氏は私がもっとも評価してきたルポライターの一人だ。 しかし菅首相に対するこの評価は私の菅首相に対する評価の対極に ある。 私は菅首相は偽物だと思っている。 彼が脱原発を言えば言うほど正しい脱原発はむしろ遠ざかって行くと 私は考える。 この他にも菅騒動をめぐる言論を通じて、私が菅首相を批判すれば するほど多くの友を失ったと思っている。 しかし同時に私は、今度の菅騒動を通じて、私の考え方について自ら の考えを見つめなおすことになった。 そしてあらためて自分の考えを確認した。 私は左翼イデオロギストではないのだ。 平和と正義の実現は左翼イデオロギストの専売特許ではない。 いや、むしろイデオロギーを超えて平和と正義を目指す者こそ 本物である、と。 重要な事は平和と正義を実現することである。その目的の達成 のためにイデオロギーは要らない。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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