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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」10.6.3.発行第195号 鳩山首相辞任について一言だけ書いておく
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□■□■  【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■    天木直人のメールマガジン 2010年6月3日発行 第195号 ■          ─────────────────────────────           鳩山首相辞任について一言だけ言いておく      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  鳩山首相の辞任についてなぜ書かないのか、という読者の声がある。  それはメディアや評論家がすでに十分過ぎるほど書いているからだ。それを読むだけでも十分すぎる。  このメルマガでは騒ぎの裏で見落とされてはならない事をつとめて書きたい。  しかし、これだけの大事件だ。一言だけ書き残しておく。  いつものように後で振り返ってやはり自分の指摘は正しかったと自惚れるために。  まず数ある論評の中で私の心境に一番近いものを引用する。それは6月3日の東京新聞「こちら特報部」 の中に見つけたジャーナリスト斉藤貴男氏の「悲しい」という次の言葉だ。 「民主党を含め、どこも政権担当能力がない。それでもどこかが与党となり、新首相も誕生する。 それが悲しい。」  もっとも私は「悲しい」よりも「腹立たしい」思いでこの辞任劇を見ている。  最後の最後まで鳩山さんはダメだった。唐突の辞任と言い、自分の声が国民に届かなかったと国民のせいに するかのような辞任発言といい、その後の民主党の混乱に関知しない無責任さといい、残念ながら最悪の 首相だった、政治家だったということだ。  次に指摘したい事は、鳩山民主党の挫折が旧勢力や官僚を勢いづかせたことだ。  民主党憎しで歯軋りしていた自民党議員やメディアがここぞとばかり叩いている。極めつけは小泉元首相の 再登場だ。「自分で自分の首を絞めた・・・与党の責任の重大さをわかってもらうためにも、民主党にもう少し 政権を続けてもらいたい」(千葉市内のホテルでの講演)。  ここまでくれば腹立たしいよりなつかしい。  しかし外務官僚の発言には心底腹が立った。外務省の児玉和夫報道官が記者会見で普天間日米合意に ついて「政府と政府の約束だ。現内閣によって同意された政府の合意は新内閣に継承されていく性格のものだ」 と述べたという。米国の代弁だ。  日米共同声明は政治合意に過ぎない。国民の承認を経た条約ではない。百歩譲ってたとえ条約で合意したと しても、政権が変わって条約の再交渉をする事は国際政治で認められる事だ。政治選択の問題である。  それを官僚が「するな」と命じている。ここまで官僚に舐められて、何も出来ない鳩山首相や岡田外相の 罪は深い。  最後に福島社民党を糾弾しておく。日米共同声明を白紙にして普天間基地県外移転を米国と再交渉するという。  そのこころざしやよし。しかし日米同盟を是としながら普天間基地県外移設を米国に迫るなどというイカサマが 通用すると思うのか。  社民党が米国を説得できると本気で思っているのか。それは沖縄問題を利用した社民党の選挙対策でしかない。 最低の政党である。  国民はみな額に汗して毎日働いているのだ。  こんな政治を繰り返して血税から食い物にしている。  その特権を欲しいために選挙をすべてに優先する。  与党も野党も政治家とは一体何なのだろうか。                                    ________                           お知らせーメルマガ配信システムの刷新  2009年1月から「まぐまぐ」社を通じて有料メールマガジンの発行を行ってきましたが、 この配信は6月30日を持って終了し、7月1日からはあたらしく設立されたfoomii と言う メルマガ配信会社から、配信することにしました。それにともなって配信システムもより簡便、 確実、弾力的となる事が期待されます。  とりあえずの改善点は次の通りです。  ・月額525円を月額500円とする(消費税を発行者負担とする)。  ・携帯電話(モバイル)でのメルマガ購入/購読を開始する。  ・メール配信に加えて、過去アーカイブのWebページ閲覧を始める。  その他、今後とも読者の要望を取り入れてより便利で有用な機能を提供できるよう配信社と一緒に なって工夫していくつもりです。  以上が建前としての説明ですが、本当の理由は一年半ほど前に私をメルマガに勧誘してくれた若者が、 一念発起して仲間と一緒にインターネット配信会社を立ち上げたので、それを応援したいと思ったからです。  私は、ブログもインターネット有料配信も、いつでもやめるつもりで書き続けてきました。しかし、 彼らが新しい試みをするということで、私も彼らを応援するつもりで、一緒にあたらしいメディアづくりに 挑戦することにしました。  これからの世の中は若者に託したい、そう思って、彼らとともに発信していきます。  2010年7月1日より配信を完全移行し、まぐまぐでのメルマガ配信は6月30日の配信以降は 停止となります。  読者の皆様はとくに解約の手続きをとる必要はなく、私がまぐまぐからの配信を停止した段階でその月から の課金は自動的に停止されます。  引き続き、「天木直人のメールマガジン」を購読していただける読者におかれては、下記URLより、 あらたにメルマガの登録(申し込み)をお願いします。登録(申し込み)は随時受け付けています。 課金は7月の購読開始の後から始まります。  ◎天木直人のメールマガジン ─  反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説  http://foomii.com/00001/  (1) 【購読手続きへ進む】ボタンを押下し、「新規ユーザー登録」より、   ・メールアドレス   ・パスワード   ・クレジットカード番号(有効期限)   を入力後、入力した情報を確認。  (2) 間違いがない場合、「購入する」をクリックして申込完了。  これまで購読をいただいた読者の皆様には、ここに深く感謝させていただくとともに、もし引き続き 購読いただけるのであれば、よろしくおつきあいください。  私は購読してくださいとお願いをするつもりはありません。 誰に媚びることなく、一切の曇りもない 心で、気力、体力を振り絞って書き続ける、今まで以上に鋭角的に書いていく、それだけです。  権力を崇高したり、特定の政治イデオロギーを信奉したり、特定の政治家や政党と利害関係を持っている ような人は、私のメルマガを読むと、これからはもっと不愉快になると思いますから、この機会に購読を 止めることをお勧めします。  それでは7月1日から、あらたなスタートをさせていただきます。  これまでのご購読ありがとうございました。                                                                     天木直人

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