… … …(記事全文3,558文字)先日、女性向けのメルマガで、松本人志さんの問題に触れたら、彼の信者から攻撃を受けた。
読解力がないバカに、今回のテーマを頑張っても無駄だが、普通の人ならだいたい理解してくれる。
すなわち、私は、松本人志さんに興味がなく、だが嫌悪などしていないわけです。
嫌悪しているのは週刊文春で、松本人志さんは好きでも嫌いでもない。
それを「許せない。まっちゃんを好きになれ」みたいな勢いで怒るのは、
「おまえは俺が愛している人間を全部好きになれ」と言っているようなもの。
お笑いは好きですよ。
だけど、テレビで言うと、もっと好きな番組があり、例えば石原さとみさんの大ファンだから彼女のテレビドラマや映画が最優先。私は俳優さんが好きなんですよ。
だから、好きな俳優さんが出ているドラマは片っ端から見る。
『光る君へ』を見ています。吉高由里子さんと井浦新さんが出ているから。
井浦新さんは、石田ゆり子さんや石原さとみさんと共演してからずっと見てるし、出演するテレビドラマが多いから、かなり時間を食います(笑) 『月とケーキ』も見てます。市川実日子さんも出てるし。市川実日子さんも大好き。
すると、お笑いは三番目、四番目に下がってしまう。それを「嫌い」とは言わない。
興味があまりない、優先順位が下がるだけ、というのです。
それを分からない相手はほとんどが、そのジャンルやその有名な人の信者。
イデオロギーでもよくぶつかる問題。宗教でもね。
様々なシーンでの『興味がない』『嫌悪』『好き』の違いとそれを活用した人付き合いの話をする。
男らしく生きれば成功する ~君たちは悔しくないのか~
里中李生(作家)