… … …(記事全文3,991文字)人生に必要な五つの〇〇シリーズ、第三弾は『快楽』
書いてみたら長文になってしまったから、前後編に分けさせてください。
セックスについては言うまでもないし、『経験』の原稿で書いたからここでは省略する。
ちょっと妬まれる様子も含め、
これはたまらん!
という快楽をお教えする。
だが、その快楽の絶頂は一時の高笑いで、
「あれはなんだったんだろう」と思うのがほとんど。
あなたが快楽に思った事をもう一度したい、と思わないのは、それが違法スレスレだったのか、子供が出来てもうリスクは負えないと思ったのか、あなたの体力、気力が落ちたのか、若い人に追い越されたのか、それは人それぞれ違う。
だが、もう一度、もう一度、とはあまり思わなくても経験しておかないと、
「俺、なんのために生まれてきたのかな」
と鬱になる事がある。不条理、理不尽な事を毎日食らっていくと、まあ、ほとんど鬱になり、行動力がなくなる。
例えば税金に追われているとしよう。
三年くらい続くと、
「俺は税金を払うためだけに生まれてきた」
愕然として鬱になる。国会議員は自分たちの給料を上げて、副大臣は税金を滞納しているのに、国民から、意地でも税金を取り、一円でも増税しようとする国。
それを止めることすら出来ない。
今、快楽の絶頂を経験するか、過去にしていないとやっていけない。
また、「仕事での頂点を極めた」も省く。
私なら、過去に本をベストセラーにして何度も一位にした。
今でなら、Amazonの電子書籍でちょっと売れた一位ではない。
東野圭吾さんなどを押さえての書店のランキングだ。
それは過去の栄光。
過去の栄光は、文字通り、どこか空しいだけだ。
あなたが経験しなければいけない快楽はこれだ。
男らしく生きれば成功する ~君たちは悔しくないのか~
里中李生(作家)