━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「植草一秀の『知られざる真実』」 2012/05/28 本当に日本の民主主義が問われている-小沢一郎 第240号 ──────────────────────────────────── 民主党の森ゆう子参院議員が話題沸騰の著書を出版された。 『検察の罠』(日本文芸社) である。 副題に 「小沢一郎抹殺計画の真相」 とある。 本ブログ開設は2008年の春である。 本ブログでは、2008年5月29日に、 「自民党が恐れる最大の存在は小沢一郎民主党代表である」 と題する記事を掲載した。 日本の政治構造を根本から刷新しようとする政治運動、これは平野貞夫元参院 議員が現在主宰されている 「日本一新運動」 であるが、この「日本一新」を推進し続けてきたのが小沢一郎氏であり、その ために、小沢一郎氏はこの国でもっとも危険な人物として、激しい攻撃を受け 続けてきたのだと理解できる。 この文脈のなかで、2009年3月3日を起点に、検察による小沢一郎氏攻撃 が始動し、3年の年月が流れた。 本年4月26日に小沢氏に対して無罪判決が示され、ひとつのヤマ場を越えた かに見えたが、指定弁護士が控訴して、問題はさらに長期化することになった。 しかし、この過程で、驚くべき事実も判明した。 田代政弘検事が、事実とまったく異なる内容を捜査報告書に記載して、これを 検察審査会に提出したことが判明したのである。… … …(記事全文5,506文字)
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植草一秀(政治経済学者)