□□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年8月21日第669号 ■ ============================================================== 獣医学部新設は「白紙撤回」されると大胆予想した週刊朝日 ============================================================== きょう発売の週刊朝日最新号(9月1日号)に、「加計学園の獣医学部新設は白紙撤回の公算大」という見出しの注目すべき記事が掲載されている。 安倍首相が朋友の加計孝太郎氏とあうんの呼吸で解決するというのだ。 確かに、その後も、加計学園の獣医学部新設に関する不都合な証拠の 露見があとを絶たない。 こんな状況で建設を強行すれば、今度こそ安倍首相は引きずり降ろされる。 週刊朝日が大胆予想するまでもなく「白紙撤回」のサプライズは多いにあり得ることだ。 そのサプライズで安倍首相に対する支持率が回復するなら、安い買い物だろう。 しかし、私が週刊朝日のこの記事で驚いたのは「白紙撤回」のサプライスだけではない。 私が一番注目したのは、その記事の中に、田原総一朗の次の言葉が引用されていたところだ。 「加計問題は一度白紙にして、国民にあらためて説明すべきだと思う」 これ読んで私はピンときた。 田原総一朗が安倍首相に助言したのは、外交や内閣改造などではなく、まさしく加計学園の獣医学部新設を「白紙撤回」することだったのではなかったか。 田原氏が安部首相と昼食をとって助言した内容については、北朝鮮のサプライズ訪朝であるとか、憲法9条改憲の棚上げとか、様々な憶測が飛び交った。 私は憲法9条改憲の棚上げに違いないと大胆予測をした。 私はあの時田原氏は色々な事を話したに違いない、だから助言は一つではない、と書いた。 そして、まさしく加計学園の獣医学部新設の白紙撤回もそのひとつだったに違いないと思った。 安倍首相は、いずれ機会を見て、加計学園で疑惑招いた事を国民に謝罪し、白紙撤回を宣言した上で、信を問うと叫んで解散・総選挙に打って出るのではないか。 その事を山梨の休暇中に麻生、小泉、森らの元自民党総理と相談して了承を取り付けたのではないか(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)