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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

綱領案作成の努力を放棄した民主党の罪深さ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2016年3月18日第238号 ■   ==============================================================   綱領案作成の努力を放棄した民主党の罪深さ  ==============================================================  党名づくりが決着した後、私は民進党は3月27日の結党大会に向けて、必死で党の綱領づくりに邁進しているのかと思っていた。  喧々諤々の議論をしているのかと思っていた。  ところがきょう3月18日の読売新聞の小さな記事を見て驚いた。  民主党はきのう17日、両院議員懇談会を党本部で開き、民進党の綱領案と規約案の取り扱いを岡田代表ら執行部に一任する事を決めたという。  最後の両院議員懇談会がこの始末だ。  民主党は最後までまともな政策綱領をみずから作れなかった、作ろうと努力すらしなかった、ということだ。  民主党の政策綱領すら作れないのに、どうして民進党の政策綱領など作れるというのか。  もちろん27日の結党大会では親綱領は発表される。  しかし、それは執行部に一任された綱領だ。  江田憲司や松野頼久などとの野合と言葉遊びの産物でしかない。  そんな民進党が、一丸となって安倍政権に立ち向かえるはずがない。  行き詰まった安倍自公政権を助けているのが、もっと行き詰まった民主党とその生まれ変わりの民進党である。  民進党は、選挙後に、さらなる分裂・新党の動きを見せるだろう。  政治の混迷は選挙後も続く。  政策づくりは、すべて安倍首相と官僚に委ねられる事になる。  国民にとっては最悪の状況が続く事になる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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