メディア側の自粛なのか、それとも安倍政権側の圧力のせいなのか、どちらが本当か知らないが、最近のメディアの安倍政権に対する迎合ぶりは、目に余る。 その中でも、今度の北朝鮮の人工衛星打ち上げに関する報道は、あまりにも危機一色に偏り過ぎている。 報じられる世論の声は、どう考えても一方的だ。 怖いだとか、北朝鮮は許せないとか、怒りの声しか報じられない。 沖縄住民でさえ、ミサイルが上空を通過したといって怒っている。 これらの報道を見る限り、日本列島みな危機感を抱き、北朝鮮はけしからんと思っているかのようだ。 ところが実際はそうではない。 こんな騒ぎは茶番と思っている国民は多いはずだ。 中国国民に至っては、旧正月の休みで爆買に忙しい。 なぜメディアはそれをひとことも書かないのか。 新聞が売れなくなるのは当然だ。 新聞各社は安倍政権を恐れる前に、「俺たちを馬鹿にするな」と怒って購読を止める読者を恐れたほうがいい(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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天木直人(元外交官・作家)