━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2018年5月10日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2018051000000045768 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-46290.epub ─────────────────────────────────── 父も母も、みな、いきいきとしていた台風の日の情景。 歳月が思い出にはめこんだ、見なかったはずの絵の記憶。 名乗った途端、電話口の声が様変わりする、女の声変わり。 なじみの店ではない店に足を運ぶ、小さな浮気。 優れた人間観察で人々の素顔を捉え、生の輝きを鮮やかに浮び上らせた、傑作揃いのエッセイ集。 「子供の時分、豆腐は苦手であった。おみおつけの実や鍋ものに、よく食卓にのぼったが、こんなもの、どこがおいしいのかと思っていた。色もない、歯ごたえもない。自分の味もない。ぐにゃぐにゃしていて、何を考えているのかはっきりしない。自分の主張というものがない。用心深そうでもあるが、年寄り臭くて卑怯な感じもある。人の世話もやかない代り、余計なことは言わず失点もない。私はこの手の人間にいつもやられていたせいか、苦手なのである」… … …(記事全文1,953文字)
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)