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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年9月28日


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　日本海海戦でバルチック艦隊を打ち破った東郷平八郎曰く、「百発百中の砲一門は百発一中の砲百門に勝る」と。これ、演説で披露したわけですが、数学的には間違いです。百発一中の砲百門のほうが勝ちます。

　さて、遠方に出撃する時、日本は落下傘すら持たせず出撃させました。

　グラマンF4Fは救命用ゴムボートや救急セット、海水を真水に変える装置から釣竿まで用意させます。救命ボートの中には無線もあります。
　なぜか？　どうしてアメリカ軍はパイロットの命を大事にしたのか？　当たり前でしょう。養成にかけた時間と費用＝コストを考えたら、彼らの命はもったいなくて消耗させられないんです。
　
　だから1回出撃させると1週間休ませる。生産性をきちんと計算して出撃させているんです。


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…（記事全文2,811文字）