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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年7月7日


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　2010年、中国のGDPは日本を抜いて世界第2位となり、「世界の工場」「世界経済を救済するノアの方舟」と期待されました。しかし2015年を境に「繁栄論」から「崩壊論」に180度転換。
　強欲と腐敗にまみれた“共産党資本主義"に未来はあるか?
　祖国を追われ、いまアメリカに在住する中国人経済学者たちが中国の政治・経済から社会構造にいたるまで全面的な総崩れ状況を克明に分析、徹底解説した本です。

　ジョージ・ワシントン大学のディビッド・シャンボー教授は有名な親中派学者、いわゆる「パンダ・ハガー」でした。

　ところが突如、「中国崩壊」に転じてしまいました。かつてゴードン・チャンが『やがて中国の崩壊がはじまる』（01年）で、「外資の大量撤退」と「世界の工場からの転落」を予言した通りになりつつあります。

　けど、破綻しない。なぜか？　破綻はいつなのか？　不思議でしかたがありません。ヘタするとこのまま「現状維持」が続くのでしょうか？

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…（記事全文3,910文字）