━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 年3000冊読破の読書王! 中島孝志の読む!通勤快読 宅配便 2017年6月6日 ウェブで読む:http://foomii.com/00080/2017060600000039251 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00080-39849.epub ─────────────────────────────────── ローマ帝国の戦略に関する論文で博士号を取得。実際の戦場も経験し、安全保障に関して各国のアドバイザーとして活躍中の人物です。旧ユーゴ内戦、ルワンダ内戦、シリア内戦といった紛争において、実は「良心」や「正義感」や「人道的配慮」にもとづく国連やNGOや他国による中途半端な「介入」が、「戦争」を終わらせるのではなく、「戦争」を長引かせている、と断言。「戦争」を奨励しているわけではありませんが、「戦争」を無理に「停戦」させても「戦争の火種を凍結する」だけのこと。「本当の平和は、戦争の当事者自身が戦争を倦むほど、徹底的に戦った後でなければ訪れない」という指摘は、正論がいかに絵に描いた餅か、納得の箴言です。 1854年、2度目のペリー来航と「日米和親条約」以来、日本の戦略的孤立状態が本当に終わったのは1945年のこと。 1950年6月に北朝鮮が韓国に進撃した時もそうですが、岸信介が1957年2月から1960年7月まで首相をつとめてアメリカの忠実な同盟国に正式になったわけですが、アメリカがベトナムに軍事介入したときでも、韓国は数年間にわたって数十万人もの戦闘部隊を派兵しましたが、日本は全く派兵しませんでした。 憲法第9条があったからではありません。 韓国は5000万人の人口を抱え、世界第11位の経済規模を誇りながら、「小国」としての務めさえ果たしていません。たとえば、アメリカが長年に渡って軍の指揮権譲渡を提案しているのに毎度毎度、拒否し続けています。メンツ上なのか、「指揮権を返せ」と正式に発言はするんですけど、その期限が来ますと、「やっぱり指揮権は米軍にお願いします」と態度を豹変。… … …(記事全文2,815文字)
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中島孝志(作家・コンサルタント etc)