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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年4月10日


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　田布施システムを動かす資金的裏付けはどうしたんでしょう？
　それは日本橋室町にあった「ライカビル」。右翼の三浦義一主宰「国策社」のオフィスがそこにありました。
　「日本金銀運営会」という奇妙な事務所です。何をしていたかというと、莫大な黄金やプラチナのインゴットが眠っていたんです。

　三浦は反東條英機派の急先鋒で7ヵ月ほど投獄されていました。東條暗殺を計画したからですね。ところが乗り込んでいってなぜか仲よくなってしまう。右翼にはよくあることです。

　三浦義一は東條家を戦後ずっと面倒を見続けます。

　終戦前、東條は国民に金銀ダイヤ等々の貴金属を半ば強制的に供出させました。当時の価値で2000億円以上です。大蔵省にいた迫水久常に管理させます。

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