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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年3月13日


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　東京に行く用事があったので、震災の年の7月3日に気仙沼のブティックで洋服を買っていた。4人ぐらい客がいて、その女性もレジで並んでいたら、最後まで残ってた女性客から『どなたか亡くなりましたか』と聞かれた。
　気仙沼で占いを職業にしている方だそうです。
　「あなたは胃が弱いから胃の病気に気を付けなさい、とお父様が言っています。お母様は、ありがとうと言っていますよ」
　号泣したそうです。　
　「ちゃんと伝えたから、もうお父様とお母様に帰ってもらってもいいかしら？」
　そして、彼女の肩を触り、お経のような呪文を唱えてまわりを一周。左肩をポンポンと叩くと、突然、左肩からサーチライトのように光が真っ白な円柱になって空へ昇っていった。

　「見えたでしょ？」
　「はい」

…
…
…（記事全文2,806文字）