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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2017年1月5日


ウェブで読む：http://foomii.com/00080/2017010500000036756
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　駐アイルランド大使　2016年5月まで駐英国大使を務めた著者が、英国のEU離脱がなぜ起きたのか、という真相をつまびらかにしつつ、日本の進むべき道を提唱する。第二次世界大戦後の世界秩序の中で繁栄に慣れきった日本人に新たな視点を与える1冊。

　「あの老獪な英国が、こんな愚かな決定をするとは信じられない」というけれども、ブログに書いた通りです。

　もうEUはもたない。それがわかっているから離脱したわけですよ。そういう意味では、やはり、英国はしたたかですよ。

　それにしても、日本のメディアを見てますと、「対中国傾斜」と合わせて、「英国はどうなってるんだ？」という疑問を抱く人は少なくない、と思います。

　しかしよく考えなければならないことは、英国ははるか昔から一貫して「自由貿易のチャンピオン」であった、という事実です。いまなお、世界有数の対外投資国であることはたしかです。

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…（記事全文2,326文字）