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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年10月7日


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　LNGとは天然ガスであるメタンを圧縮した液体です。昨日紹介したフォン・ブラウンは逆に分子量の大きい灯油にニトロベンゼンを混ぜただけの燃料、すなわち、ケロシンを開発しました。

　ニュートン派たちは、一生懸命、液体水素で衛星ロケットの打ち上げを行っていました。つまり、アメリカの軍人たちですね。これは次々に失敗しました。

　ロケットエンジンに液体水素を注入したら沸点がマイナス253℃ですから、断熱が大変なんです。ですから、ああ、これは1週間以内に発射するな、とわかってしまうんです。北朝鮮の行動はアメリカの軍資衛星には筒抜けです。まあ、筒抜けにならなければ、アメリカも関心を持ってくれなくなりますからね。

　固形火薬だったら時間は関係ありません。

　ケロシンよりLNGのほうが推進力が高いんです。メタンは簡単です。圧縮すればいいだけです。それがLNGです。

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…（記事全文2,954文字）