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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年8月3日


ウェブで読む：http://foomii.com/00080/2015080300100027889
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　さあ、今日から8月の「通勤快読」が始まります。すがすがしくて、鬱陶しい夏の暑さを一瞬忘れさせてくれます。もち、感動といい余韻に浸れます。

　こういうのを「傑作」というのでしょう。大好きです。こういう小説。映画にならんかな。ぜって～観に行くぜい。

　どうしてこういうタイトルなんだろね。読めばわかります。すべて話しちゃうと小説っておもしろくないからね。微妙に外しながら進めたいと思います。

　「小さい頃、死にかけてことがあってさ。5歳のときに震災があってさ。ほら、あの大震災」
　「聞いたこともない音で家が傾いて、変な臭いがして、見たら掛布団が燃えていた。電気ストーブで。布団は払ったけど、それ以上何もできなくてさ。だって5歳だし　『死んじゃうんだ』って」
　「そのとき、ベランダの窓が開いて、知らないおばさんが入ってきたんだ」

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…（記事全文2,773文字）