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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年7月30日


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　珍しい組み合わせですね。
　「湯川秀樹先生は、大学卒業時、3番の成績だったんだ。卒業生はみなで3人。3人中3番（笑）。2番が朝永振一郎さん。3人のうち2人がノーベル賞。
　お父さんは、兄弟みな大学に行ってはお金がかかってしょうがないから、秀樹は高等商業へ行け、と命じていました」
　「彼には人にないような素晴らしい才能がある、ぜひ、大学に行かせてやってください」と教師が説得したんです。

　湯川博士が高等商業を出て商人になるなんて考えられない。もしかすると、そちらでも大成していたかもしれません。

　大きなことをしないと空虚感は埋まらないものです。彼は論文を書いたけど、主任教授に提出しても理解してくれない。読みもしない。見るに見かねた奥さんが、「見てくれないなら、いっそアメリカの学会へ送っては？」と勧めたところ、論文がアメリカの学会誌に発表されて、それがノーベル賞になるわけです。


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…（記事全文2,470文字）