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　　　　　　　　　　　　年3000冊読破の読書王！
                   中島孝志の読む！通勤快読 宅配便


                            2015年6月12日


ウェブで読む：http://foomii.com/00080/2015061200000027027
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　澤上ファンドの澤上さんの最新刊。まったく真逆の意見なので、おもしろく拝読しました。突っ込み処満載です。
　「日本の国債はバブル高値を追い続けている。いまだに、はじける気配もない。機関投資家や金融機関が国債を買いまくっている。10年物で年0.4％にも回らない国債。デブレ経済では国債が一番安全で安心。ちょっとでもリスクを感じれば、きれいさっぱり投資対象から外してしまう。その最たるものが国債である」

　いざ国債が暴落した時の備えとして、長期投資家はご安心あれ、といういつものお話です。

　「史上最低利回り（＝価格は天井高）を更新し続けている国債をたっぷり買い込んでいて、その国債価格が暴落したら、いったいどうなるのか？　目も当てられない財産目減りとなる」

　「私は国債など買ってません、といってもダメ。全てが間接的に国債を山ほど保有している。銀行・郵便局・生保・年金そして日銀まで、どこも国債を後生大事に抱え込んでいる。これで国債暴落ともなったら、それこそ死屍累々である」


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