━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.371 2018/05/22 静かに、そしてじわじわ広がる 「東京五輪でボランティアなんかするな!」運動 ウェブで読む:http://foomii.com/00065/2018052209000046009 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00065-46528.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ いまの日本はなにかと言うと、「東京オリンピックまであと◯◯日です」と、まるで、政府も国民も一丸となって取り組まなければいけないような雰囲気が醸成され、オリンピックがあたかも「国民運動」のようになっています。 しかし、オリンピックとは、そこまでして国民が取り組まなければならないイベントなのでしょうか? そんな疑問もあったのか、いま、「ボランティアなんかするな」という運動が広がっています。ボランティアとは名ばかりで、タダ働きさせられるだけだからやめたほうがいいと言うのです。 たしかに、いまのオリンピックは、ビジネスとして行われる巨大なスポーツイベントにすぎません。ビジネスですから利益を得る主体があります。そのために、なぜ無償のボランティア(=タダ働き)をしなければならないのでしょうか? [目次]──────────────────────────────────… … …(記事全文7,842文字)