━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山田順のメールマガジン「週刊:未来地図」 No.297 2017/05/09 日本は本当に誇れる国なのか?(1) 将来世代に借金をツケ回し、財政規律無視の無責任政府の存在! ウェブで読む:http://foomii.com/00065/2017050909000038777 EPUBダウンロード:http://foomii.com/00065-39377.epub ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 最近は、ネット上で日本を「ディスる」(貶める)と、ネット民の攻撃を受け、一気に炎上してしまいます。私は何度か経験しています。ともかく、いまの世相では、「日本はすごい国」「日本は素晴らしい国」「日本は世界に誇れる国」でなければならないのです。 もちろん、私は日本人ですから、日本はすごい、素晴らしい、誇れる国だと思っていますが、そうでないところもいっぱいあるわけです。どんな国でも、「良いところ」と「悪いところ」の両方があるのですが、日本に関しては、最近は「良いところ」のみを徹底して言わなければならないようです。 そこで、今回はあえてその流れに逆らい、私がこの国を誇りに思えないことを述べてみたいと思います。それは大別して二つあるのですが、今日はその一つについて述べます。その一つとは、毎年、莫大な借金が積み上げられ、それを国民も、官僚も政治家もなんとも思っていないことことです。 これは、そのツケを払う次世代に対する犯罪です。こんなことをしているのに、日本を「誇れる国」と言えますか? [目次]──────────────────────────────────… … …(記事全文7,132文字)