━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~ 2011年7月11日 ◆─── - - - - - - - - ───◆ 世界の政治・軍事・経済・金融を支配するパワーエリートの動きやその底流で 行われている様々な仕掛けなどを中心に、重要情報(特ダネ)をキャッチして速 報する。板垣英憲の過去著書も連載します。 政治評論家 板垣英憲 ◆─── - - - - - - - - ───◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 小沢一郎元代表は、ロッキード疑獄事件で田中角栄元首相逮捕に関わった稲葉 修元法相を輩出した中大法学部「真法会」の伝統が生んだ「国策捜査」手法の 犠牲に供された ─────────────────────────────────── ◆〔特別情報①〕 笠間治雄検事総長が7月8日「特捜部は政治家を捕まえるのが目的ではなかっ た。原点に立ち返って捜査体制を見直した」との記者会見で発言し、初めから 政治家をターゲットにするような捜査目的と手法に対する自己批判をし政略を 目的にした捜査を改める宣言をした影響は、実に重い。直接的には、小沢一郎 元代表の政治資金管理団体「陸山会」の土地取引に関する事件を、念頭に置い ているものと思われる。 とくに仙台高等検察庁の岩村修二検事長が2008年7月より東京地検検事 正に就任していた時代に指揮したのが、「陸山会」事件だった。 政官界の汚職摘発が主流とされていた特捜部内で、早くから汚職に偏らない 経済犯罪摘発の重要性を唱導してきた。法務省刑事局時代には、小沢一郎元代 表が自民党離党以後、6回にわたって関わってきた政治資金規正法改正に携わ… … …(記事全文2,542文字)
板垣英憲(いたがきえいけん)情報局 ~マスコミに出ない政治経済の裏話~
板垣英憲(政治評論家)