□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2017年4月20日第326号 ■ ============================================================= 二度ともとのような生活に戻れない昭恵夫人の大号泣 ============================================================== きょう発売の女性セブンには、もう一つの注目すべき記事がある。 それは、4月15日に新宿御苑で開かれた「桜を観る会」に姿を見せた安倍昭恵夫人が、終始大号泣していたという記事だ。 私は森友学園の疑惑の渦中にあるのに、園遊会を主催する安倍首相とそれに姿を見せた昭恵夫人は厚かましいにもほどがあると書いた。 確かに安倍首相は厚かましい。 ところが昭恵夫人は大号泣の連続だったというのだ。 それほど今度の事件の展開は昭恵夫人にとってショックだったということだ。 しかし私が注目したのは昭恵夫人が大号泣したことでない。 その女性セブンの記事は、昭恵夫人にまったく同情的していないことだ。 すなわち、これまでの昭恵夫人は、首相夫人の肩書を使ってあまりにもやりたい放題してきた。 たとえば都内のバーで泥酔した昭恵夫人が携帯一本で深夜に布袋寅泰を呼び出し、しなだれかかって首筋にキスをする。その姿に周囲の人間は声を失ったという。 コブクロを電話で一本で呼び出し、持ち歌を歌わせる。 その他にも数々のやりたい放題と、そのやりたい放題につき合って来た人間関係が列挙されている。 そして、女性セブンの記事は、もはや昭恵夫人はもとのような生活には戻れない、はかなく散る桜のように、昭恵夫人を取り巻いた人々も消えてゆく。その場に残るのは「孤独」だけだと知ったがゆえの涙だったのかもしれない、とその記事を締めくくっている。 これは極めて辛辣な記事だが、私も自業自得だと突き放さざるを得ない。 安倍首相は一強の首相をさらに長く続けるかも知れないが、こうなった昭恵夫人と首相を続けるのは安倍首相にとってもつらいだろう。 安倍首相は、任期の長さでは小泉首相を抜いたかもしれないが、勝ち逃げにおいては小泉首相の足もとにも及ばなかったということだ。 森友問題を幕引きしても、安倍夫妻は森友問題から受けた打撃はあまりにも大きかったという事である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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天木直人(元外交官・作家)