□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2014年7月1日第453号 ■ ============================================================== 砂川最高裁判決の再審請求にすべてを賭ける覚悟を決めた ============================================================== 7月20日に創元社から「検証 法治国家崩壊」という本が出版される。 これは田中耕太郎最高裁長官が、米国政府と結託して、駐留米軍は憲法9条違反だとする1957年の名判決(いわゆる伊達判決)を差し戻した売国ぶりを見事に糾弾する本である。 その本の宣伝のために、私は昨日6月30日に東京へ出て行き、ユーチューブに流す映像の収録に出かけた。 この動画は以下で見ることができるので是非拡散していただきたい。 http://goo.gl/BZs07O 私はもはや無意味な政治活動やメディアの露出は止めて、ひたすらインターネット上で配信することによって世の中を変える事に専念する覚悟を固めた。 その唯一の例外としてこの動画に登場し、この本の宣伝に一役買ったのだ。 なぜ私がそこまで砂川最高裁判決の再審請求の実現と、田中耕太郎最高裁長官の判決の無効化にこだわるのか。 それはこの田中耕太郎最高裁長官の砂川判決の違法性、違憲性の中にこそ、戦後の日本すべての問題に直結する欺瞞を見るからだ。 平和国家日本の実現も、憲法9条を守ることも、この国の「法の支配」の実現も、主権を放棄してまで日米同盟を重視するこの国の為政者の売国ぶりも、そして私がクビにされたあの11年前のイラク攻撃を支持した日本の姿も、すべては砂川判決の無効化によってその落とし前がつけられると思うからだ。 ひょっとすればこの国の支配者たちが皆牢屋にぶち込まれることになるかもしれないのだ。 砂川判決を無効化することができたら、その時こそ日本に民主革命が起きる時である。 そう私は確信する。 何としてでも、1959年の砂川判決は、国民の手で葬り去られなくてはならない。 この本は、そのきっかけになるかもしれない。 そう確信して、私はこの本の宣伝に努めるのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)