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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

原発事故が起きても責任を問われない唯一の存在、それは裁判所 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年9月21日第662号 ■     =============================================================  原発事故が起きても責任を問われない唯一の存在、それは裁判所       =============================================================  こんな事を許してはいけない。  つくづくそう思うのが裁判所であり、裁判官である。  その悪の本尊はもちろん最高裁判所である。  福島原発事故は半年たって当初のような脱原発の機運は失せた。  それをいいことに原発推進派は静かに復権しつつある。  しかし、もはやかつてのような真似はできない。  東電はつぶれないかもしれないが今後長きにわたって責任を取ら ざるを得ない。  何か言えばすぐ批判の的になる。  かつての東電にはもはや戻れない。  原子力村と呼ばれる一連の人脈はこの半年間さんざんメディアに 叩かれた。  経済産業省の官僚も、組織の崩壊とまではいかなくても、大きな 打撃を受けた。  そして日本原子力会が19日に開いた大会では、事故を防げなか った責任が学会にもあるとの反省が続出したという。  いくら反省しても「村の閉鎖性は不変」という厳しい指摘もある (9月20日東京新聞ニュースの追跡)が、これまでには考えられ なかったことだ。  原発はもはやかつてのように大手を振って推進できるものではなく なったのだ。  そんな中で何一つ責任を取らずに逃げおおせる者がいる。  それが裁判所である。  9月17日の毎日新聞が書いていた。原発訴訟を担当した元裁判官 らが毎日新聞の取材に応じ心情を吐露したという。  住民勝訴が確定した例はないにもかかわらず、裁判官は自らの判断 決して確信があったわけではなかったと。  それどころか審理は難しく、原発の安全性を判断できる知見は有し ていなかった、と。  それでも原発訴訟を却下してきたのである。  認識は甘かったと素直に反省する裁判官はまだましだ。  原発推進の社会的、政治的要請の中で、司法が足を引っ張るような 判断ができるのか、という思いで判決を下したと、開き直っている 裁判官がいる。  9月19日の毎日新聞「この国と原発」③―司法の限界では、上級 審にいくほど国策に沿った判断を下し、下級審の判決を覆すという。  最高裁判決に加わった裁判官は、毎日新聞の取材要請に対し、 「応じられない」と一蹴したという。  こんな事が許されていいのか。  イラク戦争を支持し、米国の自衛隊イラク派兵に応じた外務省の当時 の竹内外務事務次官は、知りながら憲法違反を犯した。  その外務官僚が最高裁判事に天下り、憲法の番人だと僭称している。  警察も検察も裏ガネや不当逮捕や冤罪や調書捏造で政治的、法的、 社会的制裁を受けている。  間違った判決を下しても、憲法違反を犯しても、一切の批判を免れ るこの国の最高裁と最高裁判事こそ、日本をおかしくした元凶では ないのか。  国民はこの事を厳しく批判しなければならない。  間違った判決を下すような最高裁判事は国民の手で即刻罷免できる 制度を作らなければならない。                             了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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