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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

原発問題は核兵器問題である事を示すもう一つの証拠
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年7月24日第527号 ■     ==============================================================    原発問題は核兵器問題である事を示すもう一つの証拠    ==============================================================  原発問題は核兵器問題である。  この事を私は繰り返し書いてきた。  そしてその事を示す証拠をまた一つ見つけた。  7月24日の毎日と東京が書いていた。共同通信が米国立公文書館で 収集した解禁文書で見つけたことの転載である。  すなわち、1954年3月1日に太平洋ビキニ環礁で米国が行なった 水爆事件で静岡の漁船「第五福竜丸」が被曝した。  これをきっかけに原水爆禁止が国民的運動となり反米感情が高まる。  危機感を深めた当時のアイゼンハワー米政権が、日本人の反核・嫌米 感情を封じ込めようと、それまで日本に原発を持たせることに警戒的な 政策を変えて原子力技術協力を加速させたのだ。  「ビキニ事件は戦後最大の日米間の緊張原因」であり、「(原子力の 平和交流に関する日米協力が)日本人の核への感情や無知に対する最善の 治療法」になる(国務省極秘メモ)というわけだ。  実は、この歴史的事実を詳しく解説した本が福島原発事故の前に出版 されていた。  有馬哲夫早稲田大学教授の「原発・正力・CIA」(新潮新書 20 08年)がそれである。  そこには、読売、日本テレビ社主の正力松太郎氏がCIAの暗号名を 付与されて日本国民の情報工作に使われていたというおぞましい史実が 詳しく書かれている。  福島原発事故の今こそ広く国民に読まれなければならないのに、メデ ィアはこの本の事に一切触れようとしない。  有馬哲夫教授がテレビに呼ばれることはない。  情報工作は今も続いている。                                                          了    

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