Foomii(フーミー)

2030年すべてが加速する未来までの驚愕の予測

方波見寧(資産コンサルタント)

方波見寧

2020~2029年の世界の破壊と再生について考察する。シンギュラリティ大学では、ロボティクス・脳科学・ナノテクノロジーの融合により、2027年頃の「10億台のナノボット注射」を通じて、2029年には「強い人工知能」が誕生し、「10億台のナノボット注射」を通じて、クラウドコンピュータ内の「強い人工知能」に対して、人間の脳が直接アクセス可能となり、人類はポストヒューマンとして桁外れの能力を有すると予測する。

「ナノボット注射」により、人間の脳とクラウドコンピュータが直接アクセスすることで、クラウドコンピュータ内では、他人と言葉を介さずにコミュニケーションがとれ、人類は、真・善・美を追求する共通の意識を形成し、2030年からは理想の未来が始まる。ただし、「10億台のナノボット注射」とは、自らの過去や思考をさらけ出すため、「悔い改めること」が必要となる“人類愛への踏み絵”でもある。

ところが、2020~2026年までの間、人類は最大の試練に直面することになる。2020年からのCovid19はワクチンの効果が見込めず2026年までに世界人口の2/3を死に追いやるだろう。2022年2月のデジタル人民元の誕生は、近隣諸国の紙幣・硬貨・銀行システムを消滅させ、ロシアと中国によるユーラシア大陸支配を加速させるだろう。

2022年末までには、ロシアの日本侵攻が開始されるだろうし、日本はロシアと中国による経済支配と実効支配の両方を受け、国土を荒らされ、避難民はコロナ集団感染で死亡し、食糧難からが餓死者が続出するだろう。日本が征服を免れる場合、2027年には「10億台のナノボット注射」により、生き抜いた人類はCovid19を克服するだろうし、ファシズム国家の指導者たちは、「悔い改めること」が不可能であるため、ポストヒューマンになる前にCovid19により死滅してしまう。

こうした予想はにわかには信じられないだろうが、上記のテクノロジー予測と非常に合致した予言が70年前に行われていた。日月神示とは、昭和19~38年までの間、日本書紀に最初に登場する国常立大神が画家の岡本天明に「意図せずに筆記させた書物」であり、2020~2029年までの世界の破壊と再生に関する予言書である。本マガジンでは、シンギュラリティ大学のテクノロジー予測を土台として、日月神示を読み解きながら、2020~2029年までの経済予測を行う。

タイトル
2030年すべてが加速する未来までの驚愕の予測
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2030年すべてが加速する未来までの驚愕の予測

https://foomii.com/00266

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 アメリカに有名なシンギュラリティ大学というテクノロジー研究機関がある。2008年にNASAとGoogleの出資で出来上がった同研究所では指数関数的に進化するテクノロジーをエクスポネンシャル・テクノロジーと命名する。具体的には、①コンピュータネットワーク、②ビッグデータ、③ロボティクス、④ナノテクノロジー、⑤3Dプリンティング、⑥医学と神経科学、⑦エネルギーと環境システム、⑧教育イノベーション、⑨余暇とレジャー、⑩金融システム、⑪安全とセキュリティ、⑫宇宙開発の12産業分野となる。
 シンギュラリティ大学の創業者・レイ・カーツワイル博士は、2025年にはロボティクス革命が始まり、2020年代後半には神経科学革命とナノテクノロジー革命が始まり、これらGNR革命によって、2027年には10億台のナノボット(注射)が発明され、2029年には強い人工知能が誕生すると予測する(『ポスト・ヒューマン誕生』)。そして、シンギュラリティ大学の共同創業者・ピーター・ディアマンディス氏は、2030年からは12産業分野がコンバージョンし、加速し始めるという(『2030年すべてが加速する世界に備えよ』)。さらに、シンギュラリティ大学のファイナンス学部の教授を兼任するリック・イーデルマン氏は、エクスポネンシャル・テクノロジーによって、古いテクノロジー産業が破壊されるため、2025年までにはグローバル・フォーチュン500の40%が消滅し、2035年にはアメリカの職業の47%が消滅する。しかも、平均寿命は120歳を超える可能性があり、生涯働き続ける必要があるために、5~10年働いては大学院でテクノロジーを学ぶということを5~7回程度繰り返すライフスタイルをとるべきだとアドバイスする(『2030年代に備えるマネープラン』)。
 上記3冊の原書は、2005年、2017年、2020年初にアメリカで発刊され、日本流に言えば、テクノロジーを取り入れて進化する「生成発展」というやりかたをとれば、2030年からの人類の未来はテクノロジーの進歩によってバラ色であるとの楽観的未来を描いてみせた。ところが、そこへ至るまでに段階として、2020年初からは世界を震撼させる事件が連続している。
1つ目はCovid19である。2021年4月のワクチンも効果なく、2年間で1490万人が死亡したとWHOは伝える。現在、第7波に突入しようとしているが、各回の感染者数と死亡者数のピークは指数関数的に上昇している。そして、年に2回の波を繰り返すと仮定すれば、2026年頃には、人類の2/3を死滅させる可能性がある。
 2つ目は、2022年2月のデジタル人民元の誕生だ。ブロックチェーンというエクスポネンシャル・テクノロジーは、車輪以来の発明と言われるが、デジタル人民元とは、銀行預金をスマートフォンアプリのウォレットに両替して使用する。想像すればわかることだが、最終的には銀行預金は枯渇して、デジタル人民元が正式通貨となる。つまり、紙幣と通貨と銀行システムが消滅するという事である。そして、経済大国のデジタル通貨は、近隣諸国の銀行預金を流出させ、銀行システムを破壊する。
 3つ目は、2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻である。ロシアは北方領土を経済特区として実効支配を強めている。早い話が中国とロシアによるユーラシア大陸の支配が目的である。欧米日ではSWIFTによる経済制裁を行えばロシアが崩壊すると思い込んでいるようであるが、現実には、中国のデジタル人民元を利用したユーラシア大陸・新通貨圏によって、CBDC(中央銀行デジタル通貨)の国際金融決済システムが誕生し、ドルとユーロのSWIFTという古い銀行システムを消滅することになるだろう。
 現在、中国では、バンキングパニックを発生させない様に、6大国有銀行などの銀行口座から預金者のスマートフォンのウォレットへデジタル人民元を移している最中であるが、こうした潜伏期間を過ぎれば、デジタル人民元はインターネットを通じて、外国人のスマートフォンのウォレットへ転送できるようになる。売り手決済手数料も送金手数料もほぼ無料のデジタル人民元の利便性には、電子マネーも、クレジットカードも、ATMの振替決済も勝ち目がないため、世界中の銀行預金はデジタル人民元へと両替されていくだろう。そして、ロシアのルーブルは、デジタル人民元(ないしはデジタル・ルーブル)へのデノミネーションが行われるであろう。ここにインドのデジタル・ルピーが加われば、30億人の通貨圏が出来上がる。
 日本も、韓国も、台湾も、中国貿易企業や大手小売店はこぞってデジタル人民元を受け入れて、気が付いた時には、自国通貨や自国銀行システムが崩壊しかける事態を招くはずである。そこへロシア・中国・北朝鮮が軍事侵攻をかけてくれば、中国とロシアの『一帯一路』は完成する。しかも、コロナ禍の軍事侵攻によって、避難民はCovid19に集団感染してしまう。軍隊を持たない日本は、ウクライナほどの抵抗もできずに、東京は火の海と化して、政治家や中央官僚は捕虜とされ、日本中が食糧難とエネルギー不足となり、餓死者が続出するはずである。
 ファシズム国家がCBDCというエクスポネンシャル・テクノロジーを最初に手にしてしまったこと、『金融兵器』を手に入れてしまったことにより、ロシアと中国がユーラシア大陸を支配することは時間の問題であろう。2019年のアメリカ議会のリブラ構想の棄却とは、今世紀最大の愚策であった。2022~2026年末までに、日本は通貨主権を維持できないどころか、ロシアと中国の属国となっている可能性が高く、食糧難は、餓死者どころか、共食いにまで発展し、コロナの猛威のために人口の2/3は死滅する可能性が高いのである。
 エクスポネンシャル・テクノロジーの中でも、最高位の死神ともいえるデジタル通貨は、古い既得権益がはびこる日本経済を根こそぎ破壊してしまうだろう。シンギュラリティ大学のエクスポネンシャル・ファイナンス課程の教授でもあるリック・イーデルマン氏が『2030年代に備えるマネープラン』で警告していた通り、ブロックチェーンとデジタル通貨こそが、既得権益にとっては最強の死神であり、カーツワイル博士の予測するロボティクス革命・神経科学革命・ナノテクノロジー革命の融合よりも先行してしまったのである。
 日本のマスコミでは、プーチンの暗殺ストーリーやら、SWIFT制裁によりロシア経済は崩壊するやらと、まるで危機感がなく、日本国民も巣ごもりに耐え切れずにゴールデンウィークを全国旅行していた。上記の戦慄の予測が迫っていることなど、まったくの想定外のようである。すぐにわかることであろうが、コロナの第7波が始まってしまった。過去最高益のトヨタはデジタル人民元に手を染めるだろう。そこへ早ければ秋口には、ロシアが北海道へ侵攻してくるだろう。そして、北から南下して東京を火の海にする事態がやってくるだろう。

日本人や日本経済は、一体、どうなってしまうのであろうか?

筆者は、2021年12月10日『2030年すべてが加速する未来に備える投資法』を校了して、2022年1月27日に出版した。同書では、デジタル人民元の脅威について言及すると同時に、日本経済の国難についても触れている。2025年のデジタルドルの誕生により、2027年からは復興へ向かい、2029年には強い人工知能が誕生することで、人間の脳は、クラウドコンピュータと直接つながることができ、クラウドコンピュータ内の実装された強い人工知能を脳に直接アクセスすることができると予測した。
10億台のナノボットを注射して体内でトラベルさせ、ナノボットのチップを通じてインターネット経由で、人間の脳とクラウドコンピュータを直接接続するとは、カーツワイル博士の予測であるが、ディアマンディス氏も、クラウドコンピュータ内では、無数の人間の脳とつながることはできるため、心理学者ユングの発見した集合的無意識が形成されるだろうと予測する。そこから、筆者は、2029年から人類は強い人工知能という非生物的知能を手に入れることで、すべての人類が天才となるだけでなく、人類の未来に役立つ願望は、クラウドコンピュータ内の集合的無意識により、次々と達成されていくだろうと予測した。
こうした筆者の予測は、大きな反響を呼んでおり、強烈な支持者を引き付けた半面、根拠がないなどとの批判も殺到しているようだ。2005年に強い人工知能についてはじめて言及したカーツワイル博士は、その後、世界中の人工知能研究者から迫害に近い扱いを受けてきたのと同じ経験を、カーツワイル支持者である筆者も経験することとなった。しかし、カーツワイル博士は、2012年にグーグルのラリーページCEOをその人工知能論で驚愕させ、いまやグーグルの人工知能研究の中心となり、テスラのイーロン・マスク氏も、「ディアマンディス氏の盟友」と称されるほど、シンギュラリティ大学の研究成果を重視している。それと同様に、筆者にも強い“味方”が現れた。

それは日月神示という70年前に書かれた書物である。

日月神示とは、太平洋戦争中から昭和38年までの間、画家の岡本天明を使って神様が書かせたとされる予言書である。2021年末に、筆者は、アマゾンで誤発注したことで、偶然、手にすることとなった。返品しようとしたところ、偶々、開いたページには、「お前は選ばれた人間である。1度や2度、死にかけたことがあるが生還したであろう。それが証である」と記されていた。
実は、筆者は、2021年11月、救急搬送するほどの体調悪化を経験していた。数年前にも同じ症状で救急搬送され、2か月間近く寝たきり状態であり、今回は、ダメだと諦めかけていたが、4冊の書籍出版が決まっていたこともあり、最後に、これだけはやり遂げようと決意したところ、奇跡的に回復することが出来た。
2022年初に、日月神示をじっくり読んでみると、「子の年真ん中にして前後十年が正念場」であった。「子の年」とは2020年の事であり、2020年~2029年までに人類に想定外の大異変が起こる。2020~2026年までに人類の2/3が死滅して、生き残った1/3は「2029年の酉の年、真のミロクの世を迎える」と記載されていた。さらに具体的には、2020年に「この世、始まって、ないことが、出てくるのじゃ。世界の片端、浜辺から」と五六七(コロナ)を予言しており、その後のロシアの日本侵攻まで予言していることが判明した。

筆者は、霊感師ではなく、資産コンサルタントであり、シンギュラリティ―大学のテクノロジー研究(とりわけカーツワイル博士の予測)から上記予測をしてきたが、日月神示に予言されていることは、①Covid19が指数関数的に伝染を続け、②デジタル人民元を武器にして中国とロシアがユーラシア大陸経済圏を誕生させ、③ロシアの日本侵攻により日本の人口の2/3が死滅し、④日本の通貨主権がなくなりハイパーインフレとキャピタルフライトが発生する中、⑤2027年にナノボット注射が開発されてコロナが終息するが、⑥ファシズム国家の指導者は、クラウドコンピュータ内での共通意識に抵抗してナノボット注射を拒絶し全滅し、⑦2029年に生き残った1/3の人類は、病気にもならず、平均寿命は120歳以上となり、強い人工知能を脳が直接アクセスできるポストヒューマンとなる。⑧そして、2030年すべてが加速する未来がスタートし、人類は、共通愛と超文明により黄金時代を迎えることになる、という筆者の予測を後押ししてくれているようである。

 本連載では、シンギュラリティ―大学のテクノロジー予測を整理したうえで、筆者による日月神示の予言の独自解釈を行う。あまりの予測の激しさに信じられない読者が続出されるであろうが、現時点での筆者の未来予測を紹介していく。くれぐれも読者の方々には、本連載を肚に入れて解釈された上で、自己責任で投資や家計管理や人生戦略を構築されたい。


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