… … …(記事全文2,865文字)麻生氏「戦う覚悟」物議 安保妥協なし 首相の主張代弁か
(毎日新聞10日朝刊)
【自民党の麻生副総裁は9日、3日間の台湾訪問日程を終えて帰国した。訪問中、台湾有事で「戦う覚悟」に言及し、物議を醸した。麻生氏、野党からは「好戦的だ」との批判が上がるが、この発言は「舌禍」だったのか、それともー。】
以上の毎日新聞の記事はただ前文だけを抜き出しただけだが、これはウクライナの紛争を抜け出して世界中に広がる「あなた戦いますか」「いやうちはちょっと」「私は断固戦います」などなどどちらかというと戦いの気運が上がっている状況だろね。
以下は毎日新聞の本文。
【麻生氏が「戦う覚悟」に言及したのは8日に台北で開かれた国際フォーラムでの講演だった。麻生氏は「最も大事なことは台湾海峡を含むこの地域で戦争を起こさせないことだ」とした上で、有事を未然に防ぐためには日本や米国、台湾の「戦う覚悟」が必要だとの認識を示した。】
今、台湾、米国、日本の各軍隊が戦う姿勢と決意を中国側に見せつけることが大事なんだろうか??麻生氏は言う。「戦う覚悟」を三つの国が揃って示して「戦うけんねえ、覚悟しんさいよ。」と叫ぶ。これが平和を守る発言になるだろうか?いやいや、これはどう見てもこっちは戦う覚悟があるからね、あなたどうするの?大変重たい「覚悟」の石を相手にぶっつけているようなもんだ。
「戦う覚悟」
鳥越俊太郎ウェブマガジン「鷲の目」
鳥越俊太郎(ニュースの職人)