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五味洋治の朝鮮半島最新情報

五味洋治の朝鮮半島最新情報

北朝鮮の非核化は実現するのか。経済の開放は実現するのか。

韓国の文在寅政権は、経済不振を脱却できるのか。

アメリカは、北朝鮮にいつまで忍耐強く対応するのか。

中国は、北朝鮮にどう関与するのか。

そして日本はどうすべきか。

私は20年以上朝鮮半島情勢を分析してきました。

激しく変化する北朝鮮情勢を中心に、朝鮮半島をめぐる問題を独自の視点で、迅速に分析します。

発行者:五味洋治(ジャーナリスト) 価格:648円/月(税込)

 
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                      五味洋治の朝鮮半島最新情報
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                              サンプル号

        シンガポールの米朝首脳会談後に予想される3つのシナリオ

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歴史的な南北首脳会談が6月12日にシンガポールで行われた。この会談は、期待が高かっただけに批判も強い。

最大の焦点だった北朝鮮の核問題について、「金(正恩朝鮮労働党)委員長は朝鮮半島の完全非核化への確固で揺るぎのない約束を再確認」と共同声明に盛り込まれたものの、いつまでに、どう廃棄するかという詳細な内容がなかったためだ。

その後、米国と韓国は共同軍事演習を中断したが、「具体的な行動がないのに、譲歩しすぎだ」という声も絶えない。
今後の進展については、大きく3つの方向が予想されている。

まずは、共同声明に書かれた非核化が順調に進む。あいまいな内容だとはいえ、世界に非核化を約束した。
これを守らなければ、共同軍事演習の再開、国際社会からの制裁が待ち受けている。
北朝鮮の経済を活性化したい正恩氏は、間違いなく非核化を進めるはずだー。
やや楽観的だが、韓国ではほとんどが、こういった北朝鮮の「善意」を信じる見方だ。

一方これと対極なのが、「食い逃げ説」だ。日本では7-8割の人が、この見方だ。
簡単に書くと、共同声明で米国から「体制の保証」を受けた北朝鮮は、いくつかの核、ミサイルは破壊し、米国に渡すがいくつかは最後まで隠し持つ。
その目的は「核兵器保有国」として、国際社会から認められることだ。核兵器を捨てるのは北朝鮮のような弱小国にとっては「自殺行為」であり、どんな制裁を受けようが手放さないし、手放せない。
トランプ大統領の任期はあと2年半しかない。北朝鮮への軍事攻撃も辞さないトランプ氏が退任すれば、次期大統領は、北朝鮮を核保有国として認めるだろう。

最後は、「判断留保」派だ。米朝首脳会談は、米朝関係の新しい出発点であり、それなりの意義があった。朝鮮半島の非核化を盛り込んだのも画期的だ。
しかし、半世紀にわたって開発してきた核、ミサイルを北朝鮮が簡単に手放すはずがない。
今後、交渉の過程で米朝の思惑が食い違い、対立が深まる危険性もある。

私は「善意を信じる」派である。正恩氏はスイス留学の影響が強く、経済の活性化を自分の成果として残したい希望が強いからだ。正恩氏に近い関係者によれば、彼は自国へのコンプレックスが強い。祖父や父とは違う業績を残したがっているという。

さて、世の中の多くの人たちはどう考えているのだろうか。日本の言論NPOがまとめた世論調査が6月13日から14日かけて、有識者アンケートを実施した。有識者285人の回答内容を分析した。

米朝首脳会談が、北朝鮮の完全な非核化に向けて成功したかを聞いたところ、「どちらともいえない」との回答が51.9%と半数を占めた。「判断保留派」が大勢だったのだ。
その一方で、「成功した」との回答も29.8%で、「失敗だった」との回答14.4%を大きく上回っている。

米朝首脳会談は、「スタートとしては評価できるが、まだなんとも言えない」という見方が主流だった。
それでは、なぜはっきり「成功」「失敗」といいにくいのか。それは共同声明の内容にあるようだ。

「朝鮮半島の完全な非核化の道筋を描けたか」との問いに対しては、「解決の一歩とはなったが、最終的な解決は今後の協議次第で先行きが見えない」(48.4%)との回答が約半数に達した。

「前進はあったが、完全な非核化は未解決のまま」(27.0%)が続いている。
一方で、「完全なる非核化に向けて大きく前進した」との回答は6.3%しかなかった。
「北朝鮮の核兵器開発問題は、最終的に解決するのか」。こう考える人も多いだろう。この調査でも、同じ質問をしたところ、4割を超える人が「解決は難しいと思う」(42.8%)と答えている。

「今年中の解決に向けて目途が見える局面になると思う」と、短期間で非核化が実現すると見ている人は6.3%しかいなかった。
逆に、2年度、5年後、10年後と10年以内には問題解決のメドがつく、と考えている人は38.6%と4割弱。「いずれは解決するだろう」と悲観的に考える人も4割程度だった。
つまり、多くの人が、問題解決には相当な時間がかかると見ているのだ。

経済開発が最優先だから、正恩氏は想像以上のスピードで非核化に応じるとも思えないが、全く応じないわけではないだろうーこの調査からは、少しがっかりしている人がイメージできる。

もちろん、安倍晋三首相が最近意欲を見せている日本人の拉致問題についても、進展は容易ではないはずだ。私は、北朝鮮が安倍首相との対話には当面応じないとみている。私が得た情報によれば、米国や韓国の関係が改善されれば、自然に投資が舞い込み、経済的に潤う。日本を置いてきぼり状態にすれば、拉致問題でも譲歩してくると読んでいるいう。

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著者:五味洋治(ジャーナリスト)
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そして日本はどうすべきか。

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