2020/01/19発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 島倉原の経済分析室 『負債論』とMMT ウェブで読む:https://foomii.com/00092/2020011900000062800 ─────────────────────────────────── 『負債論――貨幣と暴力の5000年』という書籍がある。 原著は米国の文化人類学者デヴィッド・グレーバーが2011年に出版したもので、邦訳は2016年に以文社より出版されている。 https://amzn.to/2NFfd9n 注釈部分においてではあるものの、拙著『MMT(現代貨幣理論)とは何か』で言及したように、同書には、MMTの貨幣観の影響が少なからず見受けられる。 そこで今回は、同書の内容とMMTとの関連性や共通点、あるいは相違点について、筆者なりの理解を述べてみたい。… … …(記事全文2,530文字)