元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚
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変化する株式市場とFRB、変化を求めない日銀

元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

発行者:近藤駿介(元ファンドマネージャー/合同会社アナザーステージCEO) 価格:1,550円/月(税込)

 

2018/02/12 14:55 配信の記事

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               元ファンドマネージャー近藤駿介の現場感覚

               2018/02/12 号

           変化する株式市場とFRB、変化を求めない日銀


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「登り100日下げ3日」という相場の格言ほどではないものの、ロケットスタートを切り先月26日までの18営業日のうち11日で史上最高値を更新してきたNYダウだったが、先週2回も1000ドル以上の下落に見舞われ、史上最高値を更新後僅か9営業日で年初来の上げを全て吐き出すとともに、一時最高値からの下落率は10%を上回ってしまった。週末9日には反発を見せたものの、その水準は2か月前の12月初旬のものとなっている。

トランプ大統領就任時に「トランプ政権では決して市場は回復しない」というノーベル経済学賞したクルーグマン教授の発言が昨年末にトランプ大統領によって「フェイクニュース大賞」に選ばれたことに象徴されるように、トランプ大統領誕生は金融市場の波乱要因と見なされていた。

そうした中で米国株式市場は安定的に上昇を続けて来た。NYダウの中期的ヒストリカルボラティリティが約12%程であるなか、2017年の平均ボラティリティは僅か6.5%程度となり、「ゴルディロックス相場」という言葉を生み出すことになった。しかし、今月に入り米国株式市場のボラティリティは今月に入り急上昇しており、先週末時点では27.36%と、中期的ボラティリティの2.5倍の水準に達してきている。

「ゴルディロックス相場」の終焉懸念が出始める一方、「世界経済が回復傾向にある」「企業業績は回復傾向」「株価は既に割安水準」といったことを理由に上昇トレンドの中での一時的調整局面であるという見方も根強く残っている。

しかし、こうした見方は楽観的過ぎるといえる。
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…(記事全文4,300文字)

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プロフィール

近藤駿介

元ファンドマネージャー/合同会社アナザーステージCEO
近藤駿介

1957年東京生まれ。私立武蔵中学・高校から早稲田大学理工学部土木工学科卒業。

ゼネコンで都市トンネル技術者として5年、社長室で2年弱企画営業を経験したのち資産運用業界に転身。その後20年以上に渡り、野村アセットを始め資産運用会社、銀行で株式、債券、デリバティブ、ベンチャー投資、不動産関連投資等様々な運用を経験。

運用業務に携わる一方、野村総合研究所投資調査部への出向経験を活かし、評論家、ストラテジストとしても活動。「週刊ダイヤモンド」「東洋経済」など経済誌向け執筆活動の他、経済同友会、日本証券業協会を始め、上場会社の経営会議や社員研修等で様々な講演活動を行う。

ストラテジストとして日経金融新聞(当時)「人気エコノミスト ランキング」にランクインを果したほか、本業のファンドマネージャーとしても担当ファンドが東洋経済の年間運用成績第2位に選出される。さらに、運用責任者として日本初の上場投資信託(ETF)である「日経300上場投信」の設定・上場を成功させたほか、投資信託業界初のビジネスモデル特許出願を果たす。