□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ 小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~ 2012年6月9日(土)発行 □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ご購読ありがとうございます。レビュー、アウトルック、主要ニュースの解説 です(5,310文字)。欧州不安が継続するも、それが新たな追加緩和策導入を促 すとの見方から、リスクマーケットは乱高下を繰り返す不安定な状況になって います。大きな流れとしては、「リスク投資環境悪化→金融緩和→リスク投資 環境改善」にあることが再確認されるも、現在はそれのどの段階にあるのか明 確なコンセンサスが形成できない状況になっています。20日のFOMCに向けて思 惑先行型の展開になり易くなっていますが、17日にはいよいよギリシャの再選 挙も実施されます。こうした中、穀物市場は強めの需給を手掛かりに急伸して います。外部環境主導から需給主導の相場環境に回帰したのか、来週の値動き が注目されます。引き続きコモディティ市場の現状と今後の展望を考えてみま… … …(記事全文6,284文字)
小菅努のコモディティ分析 ~商品アナリストが読み解く「資源時代」~
小菅努(商品アナリスト/マーケットエッジ代表)